【旧】foodish：”雑”食記

数日前、合格お祝いに何でも好きなものを食べさせてあげると娘にリクエストを訊いたところ、しばし考えた後、「お寿司」と意外な答え。てっきりカニとかイタリアンとかステーキとかだろうと思っていたので、ちょっと不意打ちくらい気味でした。
せっかく家族そろってのお祝いなので、まさか回転ずしって訳にはいかんし、かといって1人1万円強みたいなところは度が過ぎる。どこにしようが考えたあげくハタと気づいたのは、食べに行く予定の日は、明石海峡大橋も高速も安くなってる日(昨日29日)。お酒を飲めないのは残念だけど、ちょいとドライブがてら淡路島に渡ってお寿司をいただくのがいいんじゃないかと。



ということで、ほぼ3年ぶりの「林家」に行ってきました。妻も娘達も初めてなので、まさかこんな路地の奥にお寿司屋さんがあるとは思わず、ちょっとした旅情とサプライズで演出効果もバッチリ。そういう意味でも案内しがいがあるお店です。


日が日だけに予約しておいたほうがいいだろうと事前に色々調べてみたら、2007年の9月からいっときお店を閉められていたそうで、ちょっと焦りました。以前とはメンバーが替わって2008年7月に再開されたようです。
魚屋さんは相変わらず元気に営業中、そしてその左奥がめざす林家さんです。

お店のメニュー構成は、特上・上・並にぎりの他、単品各種。通称「おまかせにぎり」=特上は3150円で10貫と、前回と変わらず。なにはともあれまずはこれでイってみることにしました。


まずは左から(以下同様)中トロ・鯛・ウニ・トリ貝。きっつけ大きめでボリュームたっぷり、かといって食べにくいほどではありません。中トロの質高し。


わざわざ「淡路産です」と説明があった、鯛とウニをアップで。
なんでこんなに甘いんですかね〜(^_^)b　ウヒヒ。



(左)スズキ・平貝の貝柱・車海老オドリ。スズキはチリになってて旨味高し、初めての平貝貝柱はでっかくてちょっとシャリッとした食感が楽しい。オドリは甘く、頭は後ほど塩焼きで出てきましたが、飲めないのがうらめしい。
(右)鰺・蒸し穴子・(ハリ？)イカ。ひかりモン好きなせいもあるんでしょうが、この鰺ウマかったなあ。個人的にはこの日一番だったかも。

以上10貫で特上にぎりは終了。けっこう食べごたえはありましたが、この日に備えていたのでこの程度で終わるわけもなく、以下お好みで。


左上から順に、赤貝・アブラメ(骨きり？して焼いてある)、鯖(酢で軽く締めて擦った白ごまと白板昆布添え。ウマいッ！)・シマアジ(ネットリした旨味、お皿との色の対比が妖艶)・焼穴子・ヒラメ(端っこの皮っぽいのは何？コリコリしてて縁側みたいだったけど。これも良かった)

以上で妻と娘達は満腹、僕はもう少しイケたかな。生ビール1とノンアルコールビール1で合計約2万円ほどでした。神戸で食べたら倍近くはかかるんじゃないでしょうか。

橋・高速とも安くなって間もない日曜なので、17時と中途半端な時間に予約したのが功を奏しました。時が経つにつれ店はみるみるうちに満員に。18時頃予約せずに来られた2人連れは、危なく入店できないところでした。当分の間、特に週末は予約必須と思っておいたほうが良さそうです。
岩屋港からも近いので、たこフェリー(←注！リンク先、音が出てやかましめです)利用でもOK。車がなくてもフェリーに乗ってのんびりお寿司をつまみに来るのもオツなもんです。

※営業時間、行き方等は是非前エントリ「淡路で寿司を」をご覧下さい。
　下調べなしでは、まずお店にたどり着けませんのでご注意を(笑)