ビストロ・ピエール(神戸・鈴蘭台)
Posted ish / 2008.11.25 Tuesday / 11:00
お山のほうにお住まいの色んな方々が食べに行っておられて、いつかは!と思いつつ早や3年。先日野暮用で近くを通った時に場所も確認できたし、ということで念願のビストロ・ピエールにランチしに行って来ました。
(以下の小さなサイズの写真はクリックで大きくなります)
左のランチメニューを見る限り、どうみてもイタリアン。でもこちらのお店は本来的にはフレンチだそうで、右のディナーメニューを見ればなるほどと思えます(そのあたりについては、上記の店名リンク先をご参照下さい)。ハモン・イベリコなんかもあったりして、要はおいしけりゃ何料理であろうがええやんか、という貪欲なお店ってことでしょうね。
ランチのシステムは、メイン料理プラスいくつかのオプションが選択可能。どうせならということで、サラダ・ポタージュ・パン・コーヒーor紅茶のセットに、デザートを追加することにしました(各々500円追加)。
三宮あたりのお店と変わらない店内の雰囲気が素敵です。調度も凝ってて、特に僕が気に入ったこの椅子は、鉄のフレームを革が覆っていて、背中が当たる部分は革だけでクッション性を持たせているという代物。こんなの自宅に欲しいなあ。(←不釣り合い!) 食器を始めとする什器等には和テイストが散りばめられていて、これもいい感じ。細かいところまで気を使われていることを強く感じました。
(左)セットで500円の一部ながら、品目豊富なサラダ。アンディーブが添えられてるなんてなかなかないのでは。
(右)この日のスープは椎茸のポタージュ。マダムのお父さんが椎茸を栽培されているらしく、こちらでは定番メニューのようです。
かの方も大好物な「ゆずクリームチーズソース」のタリアテッレにようやく対面できました。テーブルに運ばれてくる途中から香る柚子の香が鮮烈!こってりしたチーズ風味・果汁の酸味・濃厚なクリームで、想像していたよりみっちり詰まったソースでした。粘りと弾力がさすがの生パスタと相まって、どっしりした味わいが食べごたえあり。
もう一品は、これでもか!とたっぷりバジルが使われているジェノベーゼ・ソースのパスタ。この後出てくるデザートを含め、こちらの料理の印象を一言で表すなら「惜しみなく」というワードです。とにかく、薄めたりビビったりすることなく、ありったけの力を注いでいるというイメージ。とても楽しそうに料理をなさっているシェフの、おいしいものを食べてもらいたいという気持ちの表れなんでしょうね。
シェフ自らが説明してくれた、このデザートの盛り合わせがこれまた凄かった。左のプラムが入ったケーキから時計回りに、木イチゴのパンナコッタ・ブルーベリー&ラズベリーのメレンゲ。で、ある意味では今日一番印象的だった柿とラム酒のソルベ。もぉ〜柿そのものと言っていいくらい、ねっとりまとわりついてくる濃厚さで、ラムもガツン。シャリッと爽やかなソルベなんてどっか行ってしまえ!とでもいうような、密度濃く大っ人な(おっとなな)味わいでした。
ランチといえども、満足度高し。ディナーだったらどんななんだろと興味津々。濃密な攻撃に耐えきれず、鈴蘭台から帰って来れなくなったりして。
{お店データ}
住所:神戸市北区鈴蘭台北町4-1-10ピエールビル2F
電話:078-593-9111
営業時間:11時半〜14時、18時〜20時
定休日:月曜、第1,3日曜
携帯HP用バーコード⇒
(以下の小さなサイズの写真はクリックで大きくなります)
左のランチメニューを見る限り、どうみてもイタリアン。でもこちらのお店は本来的にはフレンチだそうで、右のディナーメニューを見ればなるほどと思えます(そのあたりについては、上記の店名リンク先をご参照下さい)。ハモン・イベリコなんかもあったりして、要はおいしけりゃ何料理であろうがええやんか、という貪欲なお店ってことでしょうね。
ランチのシステムは、メイン料理プラスいくつかのオプションが選択可能。どうせならということで、サラダ・ポタージュ・パン・コーヒーor紅茶のセットに、デザートを追加することにしました(各々500円追加)。
三宮あたりのお店と変わらない店内の雰囲気が素敵です。調度も凝ってて、特に僕が気に入ったこの椅子は、鉄のフレームを革が覆っていて、背中が当たる部分は革だけでクッション性を持たせているという代物。こんなの自宅に欲しいなあ。(←不釣り合い!) 食器を始めとする什器等には和テイストが散りばめられていて、これもいい感じ。細かいところまで気を使われていることを強く感じました。
(左)セットで500円の一部ながら、品目豊富なサラダ。アンディーブが添えられてるなんてなかなかないのでは。
(右)この日のスープは椎茸のポタージュ。マダムのお父さんが椎茸を栽培されているらしく、こちらでは定番メニューのようです。
かの方も大好物な「ゆずクリームチーズソース」のタリアテッレにようやく対面できました。テーブルに運ばれてくる途中から香る柚子の香が鮮烈!こってりしたチーズ風味・果汁の酸味・濃厚なクリームで、想像していたよりみっちり詰まったソースでした。粘りと弾力がさすがの生パスタと相まって、どっしりした味わいが食べごたえあり。
もう一品は、これでもか!とたっぷりバジルが使われているジェノベーゼ・ソースのパスタ。この後出てくるデザートを含め、こちらの料理の印象を一言で表すなら「惜しみなく」というワードです。とにかく、薄めたりビビったりすることなく、ありったけの力を注いでいるというイメージ。とても楽しそうに料理をなさっているシェフの、おいしいものを食べてもらいたいという気持ちの表れなんでしょうね。
シェフ自らが説明してくれた、このデザートの盛り合わせがこれまた凄かった。左のプラムが入ったケーキから時計回りに、木イチゴのパンナコッタ・ブルーベリー&ラズベリーのメレンゲ。で、ある意味では今日一番印象的だった柿とラム酒のソルベ。もぉ〜柿そのものと言っていいくらい、ねっとりまとわりついてくる濃厚さで、ラムもガツン。シャリッと爽やかなソルベなんてどっか行ってしまえ!とでもいうような、密度濃く大っ人な(おっとなな)味わいでした。
ランチといえども、満足度高し。ディナーだったらどんななんだろと興味津々。濃密な攻撃に耐えきれず、鈴蘭台から帰って来れなくなったりして。
{お店データ}
住所:神戸市北区鈴蘭台北町4-1-10ピエールビル2F
電話:078-593-9111
営業時間:11時半〜14時、18時〜20時
定休日:月曜、第1,3日曜
携帯HP用バーコード⇒
Comments
Wakky2008/11/25 09:09 PM
ついに行かれたんですね。
「惜しみなく」と表現された料理でしたが
味、濃くなかったですか?
確かに素材には糸目をつけないようでして、
その剛速球な料理が好きなんです。
デザートもイケたと思いますが、
そこらへんのケーキ屋さんよりはるかに…(以下自粛)
ish2008/11/25 11:09 PM
Wakkyさん>
そう、濃かったですね。(塩辛いとかそういう意味でなく)
僕もあんまりよう知らんのですが、かつてのフレンチはヘルシー志向とは程遠く、ずしんとヘビーな料理が多かったようです。そういうスタイルを守られているのかなあとも思いました。
デザート、確かにバリウマでした。これだけでも食べに来たいくらい!
やっさん2008/11/26 03:42 PM
ここ旨いですよね!
帰れなくなった際は、是非、我があばら屋に!
歩いて、5分どすえ!
ish2008/11/26 07:11 PM
やっさん>
ありがたい申し出!
でも、むちゃくちゃ飲んで食ってますます帰れなくなりそう…
masuteru nonomiya2010/03/01 09:55 PM
いい一日でした。
思いがけなく、素晴らしい料理をいただき。
楽しい話をしながら、ひと時を過ごせたこと。
ありがたかったでです。
帰ってから、しんちゃんしいたけをいただきながら、伯父さんが語ってくれたことを、振り返っていました。
重みのある言葉を良く胸に刻みながら、これからのこと考えてみます。
おいしい料理に、楽しい話をそえながらいただけるよう、頑張ってみますと、おじさんにお伝えください。
ありがとうございました。
野々宮益輝
masuteru nonomiya2010/03/01 09:56 PM
いい一日でした。
思いがけなく、素晴らしい料理をいただき。
楽しい話をしながら、ひと時を過ごせたこと。
ありがたかったでです。
帰ってから、しんちゃんしいたけをいただきながら、伯父さんが語ってくれたことを、振り返っていました。
重みのある言葉を良く胸に刻みながら、これからのこと考えてみます。
おいしい料理に、楽しい話をそえながらいただけるよう、頑張ってみますと、おじさんにお伝えください。
ありがとうございました。
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