東京味巡り5〜予約必須の「小満津」でうなぎ(東高円寺)
Posted ish / 2008.11.05 Wednesday / 11:33
もともとうなぎ好きなもんで、東京でもこれまで何度かわざわざ足を運んで食べに行きました。江戸川橋の「石ばし」とか、南千住の「尾花」とか、どっちも良かったですねえ。大御所の野田岩も押さえときたいし宮川本廛もまだ行ったことないし、あれやこれやと気になるお店が他にもあるけれど、上京の度にうなぎばっかり食べるわけにもいかず、なかなか願いが果たせません。
幸いなことに、今回の東京行は、ずっと前から行ってみたかったうなぎ屋・「小満津」で締めくくることが出来ました。こちらのお店、ただでさえ東高円寺という中心部から離れた場所にある上、完全予約制なので、よっぽどきっちりスケジュールを組んでないとありつくことができないんです。
東京風のうなぎは「蒸し」が工程に入るため、まともにやればかなりの時間がかかります。前述の石ばしや尾花では、注文してから数十分待つのが常識、その時間を楽しむくらいの気分的・時間的な余裕が必須です。こちら小満津の完全予約制は、客にとっても店にとってもいい状態でおいしくうなぎを食べるための一つの解決策であり、「一見さんお断り」みたいなタカビーな理由ではありません。
…と偉そうなことを書きましたが、かくいう僕も今回ほんの数分ながら遅れてしまい、冷や汗ものでお店に入りました(¨;) 何はともあれ遅刻したことをお詫びしたところ、おかみさんはにっこり微笑みながら「いえいえ大丈夫ですよ〜」と極めて明るい反応。その後の対応もテキパキしてて、とても気持ちのいいものでした。思った通りや、やっぱりいい人やん!
友人との会話を大事にしたかったこともあり、うなぎの写真はなし。この日は暑かったものでビールをぐびりとやりながら、まずは白焼き(3000円)を分け分け。ストレートにうなぎの味や香りが伝わってきて、これはうまい〜ぃ。半身やなくて、もっと食べたかったなあ。
続いてうな重・竹(3000円)。どうせなら4000円の梅にしようかと思ったけれど、きれいなうなぎがびっちりお重に乗ってて、梅でも充分ゴキゲン。タレは濃すぎず、うなぎは不必要に柔らかすぎず、ご飯はやや硬めと、いずれもいい塩梅でした。「あっさりし過ぎ」まで行ってしまうことはなく、月並みながら「おいしい東京風うなぎの典型例」って感じでした。
関西でも東京風うなぎが人気を伸ばしている昨今、バリッとした関西風のおいしさをもっと知ってもらいたいとは思うけど、やっぱりお江戸でいただく本格派のおいしさは格別。次回はいつ食べられることやら、その時はどこに行こうかな。
{お店データ}
住所:東京都中野区本町6-45-2 電話:03-3384-7872
営業時間:11時半〜14時、17時〜20時 定休日:月曜
幸いなことに、今回の東京行は、ずっと前から行ってみたかったうなぎ屋・「小満津」で締めくくることが出来ました。こちらのお店、ただでさえ東高円寺という中心部から離れた場所にある上、完全予約制なので、よっぽどきっちりスケジュールを組んでないとありつくことができないんです。
東京風のうなぎは「蒸し」が工程に入るため、まともにやればかなりの時間がかかります。前述の石ばしや尾花では、注文してから数十分待つのが常識、その時間を楽しむくらいの気分的・時間的な余裕が必須です。こちら小満津の完全予約制は、客にとっても店にとってもいい状態でおいしくうなぎを食べるための一つの解決策であり、「一見さんお断り」みたいなタカビーな理由ではありません。
参考:小満津HPの「要予約の話」 ←ぜひ読んでみて下さい。
「予約時間に遅れたらおかみさんの機嫌が悪かった」みたいな噂も聞きますが、仮にそれが本当であったにしても、遅れた側に非があるのはあきらか。お店の誠意に対して客側も誠意で応えるのは当然のことです。…と偉そうなことを書きましたが、かくいう僕も今回ほんの数分ながら遅れてしまい、冷や汗ものでお店に入りました(¨;) 何はともあれ遅刻したことをお詫びしたところ、おかみさんはにっこり微笑みながら「いえいえ大丈夫ですよ〜」と極めて明るい反応。その後の対応もテキパキしてて、とても気持ちのいいものでした。思った通りや、やっぱりいい人やん!
友人との会話を大事にしたかったこともあり、うなぎの写真はなし。この日は暑かったものでビールをぐびりとやりながら、まずは白焼き(3000円)を分け分け。ストレートにうなぎの味や香りが伝わってきて、これはうまい〜ぃ。半身やなくて、もっと食べたかったなあ。
続いてうな重・竹(3000円)。どうせなら4000円の梅にしようかと思ったけれど、きれいなうなぎがびっちりお重に乗ってて、梅でも充分ゴキゲン。タレは濃すぎず、うなぎは不必要に柔らかすぎず、ご飯はやや硬めと、いずれもいい塩梅でした。「あっさりし過ぎ」まで行ってしまうことはなく、月並みながら「おいしい東京風うなぎの典型例」って感じでした。
関西でも東京風うなぎが人気を伸ばしている昨今、バリッとした関西風のおいしさをもっと知ってもらいたいとは思うけど、やっぱりお江戸でいただく本格派のおいしさは格別。次回はいつ食べられることやら、その時はどこに行こうかな。
{お店データ}
住所:東京都中野区本町6-45-2 電話:03-3384-7872
営業時間:11時半〜14時、17時〜20時 定休日:月曜
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