【旧】foodish:”雑”食記

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初「矢場とん」〜名古屋で食い倒れ・その2

Posted ish / 2007.06.06 Wednesday / 10:39

*このエントリは「まずは懐かしの味〜名古屋で食い倒れ・その1」の続きです。

矢場とん1.JPG
何度も名古屋に行ったことがあるのに、何故か味噌カツの「矢場とん」は未経験でした。名古屋市内に数店、銀座にも支店があるそうですが、どうせ行くなら矢場町の本店へ、ということで巨大ブーちゃんと初対面。今年で60周年になるそうですね。

矢場とん2.JPG
お店に着いたのが、土曜日の13時半ごろ。入り口から反時計回りに待ち列ができていて、僕が最初に並んだのがこの位置。ちゃんと待ち時間表示をしてくれていて、親切だなあ思いました。

本店は席数も多いので回転が速く、思ったより早く順番が回って来て、結局は並び始めて15分ほどで1階のカウンター席に着くことが出来ました。1人客だとこういう場合は得ですね。
席の真ん前が厨房、老舗店の本店ということでどんな頑固オヤジが調理しているのかと思ったら、みなさん予想以上に若くて意外。ほぼ真正面にいらっしゃったチーフシェフさんでも40歳前くらいではないかと思われ、みなさん明るく元気に働いていてイイ感じの職場?でした。

名古屋に着いて2時間足らずでの2軒目、しかもこの後にまだ予定があったので、あらかじめ矢場とんでのメニューは決めてありました。
矢場とん3.JPG
みそかつ誕生の原型と言われる、串カツ(@136円)を3本。カウンターに座って、即これと生ビールを注文したら、係の人にちょっと意外そうな顔をされました。そりゃあ昼時に数十分並んで待って、これしか注文しない人も珍しいでしょうからね。
でも逆にこれがチーフシェフの目にとまったらしく、親切に色々と声をかけてくれました。出来上がる寸前、「串カツのソースは味噌味がいいですか?」と訊かれたので、「そりゃあ当然そうでしょう」と答えると、「やっぱりそうでしょうね。でも串カツソースもうち独特のなので、おいしいですよ」とのアドバイス。へえー、そんなんあるんや。そっちも食べてみたいなあと思ったけど、さすがに全部で3本だけなので、うち一本だけソース味にして下さいとはよう言いませんでした(笑)

味噌カツのたれとしては、矢場とんのは粘度が低めと聞きました。そのせいもあるんでしょうか、必要以上のくどさやしつこさがなく、適度に味噌が主張してくる感じの味です。写真のようにたっぷりかけられていても、「味噌だらけ」って感じではなくまさに「味噌風味」。豚肉オンリーのシンプルな串カツとこの味噌だれの濃いめの組み合わせだからこそ、ビールやご飯、キャベツなどの淡泊系?との組み合わせがすごく合うんですね(ここでビールを飲みたかったがために、一軒目ではガマンしたんです)。エグ過ぎると途中で飽きたり、後ですごく喉が渇いたりするんでしょうが、そういうこともありませんでした。ごく自然に、カウンターに置いてあったすりゴマが欲しくなったので途中で振りかけてみましたが、これって味噌だれによく合いますね。

串カツもおいしかったし、お店の雰囲気もいい感じでした。単なる有名店ではない、さすが60年の老舗だなあと思いました。
次は是非ともご飯と一緒に食べたいものです。あ、ソース味の串カツも。


{お店データ}(本店)
住所:名古屋市中区大須3-6-18 電話:052-252-8810
営業時間:11時〜21時 定休日:毎週月曜(月曜日が祭日の場合翌日)

Comments

やっさん2007/06/08 03:41 PM

ワラジカツとか、、、
トンカツ系しか食べた事無かったです。
こんな軽めのBに合うメニューも有るのですね!
次回はこれ!

ish2007/06/08 10:14 PM

やっさん>
ハシゴでなければワラジを食べたかったんですがね。
次回はぜひでっかいの食べたいなあ。

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