久しぶりに宴会中華
Posted ish / 2006.01.14 Saturday / 22:56
親戚の寄り合いで、今日は久々の宴会中華。…って、そういう言葉があるのかどうか知りませんが、とにかく大勢で円卓を囲んで食べる中華は少人数とは別物。わいわいがやがやと色々食べることができるのが楽しいですね。
場所は神戸の宴会中華の王道を行く「神仙閣」。会社設立1934年というこの超老舗には子供の頃から何度も行ったことがありますが、震災を機に超モダンな建物に建て替えて以降初めてと、ほんとに久々。話には聞いてたものの、建物も内装もすっごく豪華でちょっとビックリしました。通常はこの手のゴージャスな建物を見ただけで「高い・まずい」と想像するのが普通。でもここの場合、確かにそれなりの値段はするけども、ちゃんとおいしいモノが出てくるお店という印象があります。
今回は一人前5000円(税サ別)。あらかじめ書いておきますが、最安のコースなので、ビックリするような珍しい料理はなく、ごくごくオーソドックス。であるからこそ、余計に違いが分かりやすいともいえますね。
宴会中華の最大の楽しみは、この前菜にあるといえるかもしれません。お馴染みクラゲを中心に、エビマヨ・酢豚・蒸し鶏・キュウリお漬物・イカとミル貝の湯引き・茹でカニ・タラの揚げ物・茹でた菜の花などなど、色合いも鮮やか。なんかしらんが菜の花の茹で加減・塩加減が抜群で、妙に印象に残りました。
左・フカヒレスープ。シャンタンが上品。右・揚げ物は春巻きと鶏唐揚げ。スパイス塩でさっぱりと。
左・エビチリ。辛さはさほどでもありません。かなり年齢層が幅広い客層ゆえか。右・三種類の海鮮あんかけ。カニ・貝柱・イカとキノコなどを炒め、ごく薄い塩味のあんがかかっています。
左・白身魚の揚げ物あんかけ。甘酢あんが淡泊な白身魚にマッチ。右・デザートはフルーツ入りプリン(写真撮り忘れ)と、宴会中華の定番デザート・通称ポテト=サツマイモの飴炊き=大学芋。以前にも書きましたが、僕等にとってはごく当たり前のこの中華のデザートは、何故か東京など他地域では考えられない代物のようです。食べ残したら折りに入れてもらって持って帰るのも当然の行為。今回もきっちりで、今我が家のテーブルの上に乗ってます(^^)
魚介類が多いせいもあるでしょうし、味付けが淡泊なこともあるでしょう、とにかくギトギトした感じが一切なく、不思議なほどあっさり。中華料理を満腹になるまで食べると時々感じるちょっと嫌な食後感など一切なく、スッキリ爽やか。もちろんいい油使ってるんでしょうね。こんなところが、昔から老若男女問わず各種宴会で使われているこの店の魅力の一つであることは間違いありません。豪華な食材やあっと驚く仕掛けはなくてもベーシックにおいしいって、やっぱり底力だなと改めて認識しました。
{お店データ}(神戸店)
住所:神戸市中央区下山手通2-13-1 電話:078-331-1263
営業時間:11時〜21時 定休日:無休 (12/30、1/1〜1/2を除く)
場所は神戸の宴会中華の王道を行く「神仙閣」。会社設立1934年というこの超老舗には子供の頃から何度も行ったことがありますが、震災を機に超モダンな建物に建て替えて以降初めてと、ほんとに久々。話には聞いてたものの、建物も内装もすっごく豪華でちょっとビックリしました。通常はこの手のゴージャスな建物を見ただけで「高い・まずい」と想像するのが普通。でもここの場合、確かにそれなりの値段はするけども、ちゃんとおいしいモノが出てくるお店という印象があります。
今回は一人前5000円(税サ別)。あらかじめ書いておきますが、最安のコースなので、ビックリするような珍しい料理はなく、ごくごくオーソドックス。であるからこそ、余計に違いが分かりやすいともいえますね。
宴会中華の最大の楽しみは、この前菜にあるといえるかもしれません。お馴染みクラゲを中心に、エビマヨ・酢豚・蒸し鶏・キュウリお漬物・イカとミル貝の湯引き・茹でカニ・タラの揚げ物・茹でた菜の花などなど、色合いも鮮やか。なんかしらんが菜の花の茹で加減・塩加減が抜群で、妙に印象に残りました。
左・フカヒレスープ。シャンタンが上品。右・揚げ物は春巻きと鶏唐揚げ。スパイス塩でさっぱりと。
左・エビチリ。辛さはさほどでもありません。かなり年齢層が幅広い客層ゆえか。右・三種類の海鮮あんかけ。カニ・貝柱・イカとキノコなどを炒め、ごく薄い塩味のあんがかかっています。
左・白身魚の揚げ物あんかけ。甘酢あんが淡泊な白身魚にマッチ。右・デザートはフルーツ入りプリン(写真撮り忘れ)と、宴会中華の定番デザート・通称ポテト=サツマイモの飴炊き=大学芋。以前にも書きましたが、僕等にとってはごく当たり前のこの中華のデザートは、何故か東京など他地域では考えられない代物のようです。食べ残したら折りに入れてもらって持って帰るのも当然の行為。今回もきっちりで、今我が家のテーブルの上に乗ってます(^^)
魚介類が多いせいもあるでしょうし、味付けが淡泊なこともあるでしょう、とにかくギトギトした感じが一切なく、不思議なほどあっさり。中華料理を満腹になるまで食べると時々感じるちょっと嫌な食後感など一切なく、スッキリ爽やか。もちろんいい油使ってるんでしょうね。こんなところが、昔から老若男女問わず各種宴会で使われているこの店の魅力の一つであることは間違いありません。豪華な食材やあっと驚く仕掛けはなくてもベーシックにおいしいって、やっぱり底力だなと改めて認識しました。
{お店データ}(神戸店)
住所:神戸市中央区下山手通2-13-1 電話:078-331-1263
営業時間:11時〜21時 定休日:無休 (12/30、1/1〜1/2を除く)
Comments
Wakky@神戸2006/01/15 09:27 AM
やっぱり中華料理って多人数で食べるのが美味しいですよね。
【神仙閣】は高そうなので入ったことはないのですが、
美味しいんですね。
おがちゃん2006/01/15 12:05 PM
まさに、老舗のコース料理ですね。
子供の頃、親父と中華料理を食べに行くとこのパターンしかなくて、中華料理=シメが大学芋のコース料理だと思っていました(笑)。
神仙閣はランチがお値打ちなんで、大阪店でよく利用します。
kobe_kita2006/01/15 01:53 PM
わがやは《第一楼》にお世話になっています。
見た目も豪華で喜ばれやすいですし、フランス料理などと較べるとリーズナブルかと。
残ってしまっても、お店のほうで包んでいただけるのもありがたいですよね。
ish2006/01/15 02:15 PM
Wakkyさん>
ロビーは、ホテルか美術館かみたいな感じでした。何も知らなければちょっとビビってしまうかもしれませんね。
ほんとに食後は爽やかで、今も中華を食べた翌日という気が全然しません(^^)
おがちゃん>
>中華料理=シメが大学芋のコース料理だと思っていました(笑)。
この感覚、よくわかります。
なんちゅうか、ガキの頃からの典型的な中華料理!って感じですよね。
神戸店のすぐ東隣に、別路線のお店が出来ているのを初めて知りました。やや若め狙いみたいですね。
http://www.suntory.co.jp/gourmet/zenkoku/koretabe/0512/west_02.html
kobe_kitaさん>
第一楼もいいですね。我が家でも宴会中華といえば、第一楼か神仙閣かって感じです。それぞれの家庭やその親族によってごひいきがあるのが面白いですね。それだけ神戸には選択肢があるってことでしょう。
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