【旧】foodish：”雑”食記

家の中をゴソゴソと探しものしていたら、神戸北野町にあったフレンチの名店・「ジャン・ムーラン」のマッチが出てきました。

美木剛さんが料理界の第一線から退くことを知り、どうしても行っておかなければと四苦八苦してやっと予約がとれたのが、2000年の年の暮れ。年が明け2001年の2月に惜しまれつつ閉店してから、もう6年半経ったのだなあと思うと同時に、まだまだレストランにオリジナルのマッチがある時代だったんだなあと。
値段が値段だけにそう何度も行けたわけではないけれど、行こうと決めた時はそれなりに理由がある時。それぞれ想い出深いひとときを過ごさせてもらいました。

マッチなんて持ってなくても、料理の名前を忘れてしまっていても、いい時間の記憶はちゃんと頭の中に残っています。いいお店って、そういうものだと思います。

参考：

• 神戸阪神地域芸術文化情報：ジャンムーラン
• 関心空間：ジャンムーラン