自由亭(大阪・布施)

20150312自由亭
ごくたまーに東大阪方面に行く機会があります。僕にとってはこれまでほとんど馴染みがない地域なんですが、近鉄布施駅辺りなどに何軒かの洋食屋さんがあることを知り、毎回違った店に行ってみることを楽しみにしています。
今回の自由亭もそんな中の一軒。事前情報ではオムライスの北極星出身のシェフが初代、現在はその息子さんが腕をふるう、間もなく創業50周年の歴史がある店とのこと。店に入ったらL字型のカウンター席のみ15席で、入り口入って真っ正面に初代がグランシェフ状態でデンと構えておられていたため、あまり写真を撮ることが出来ませんでした。
壁のメニューを見ると、アラカルトは1000円未満でライス別。サービスメニューとしてBランチ850円(ハム・ハンバーグ・ビフカツ・ライス)とAランチ(ハム・ハンバーグ・ヒレカツ・えびフライ・ライス)があったので、100円でえびフライが追加されるなら当然でしょ、とばかりにAランチを選択しました。

20150312自由亭
程なく出てきたAランチは、カウンター席では全容を収めるのが難しいサイズ。特にえびフライは太く長く、そのおかげで一番右のハンバーグが小さく見えてしまう程でした。デミグラスはやや甘めの懐かし系、付け合わせのスパゲティがカレー味になっているのもクラシックでいい感じ。単品メニューにヒレカツがなかったのでなんだろうと思っていたら、これはトンカツ(単品メニューとして上トンカツはあり)。にゃるほど、でっかいえびフライが付いてBランチ(ビフカツ付き)との100円差はそういうことでしたか。こりゃあちょっと紛らわしいんではないのとも思いましたが、ビフカツ狙いでBを選ぶよりもAで食べ応えあるえびフライが食べられて、結果的には大正解でした。
この日の洗い場は恐らく初代の奥さん、家族で切り盛りする店は親しみやすい雰囲気で、昼時だったため持ち帰り注文もガンガンこなしておられました。2代目はまだ40代の働き盛り、これからまだまだ街の洋食屋さんとして親しまれ続けることでしょう。息子さんが後を継いでくれて、お父さんも喜んでるだろうなあ。次に来る機会があれば、オムライスか単品えびフライをイってみましょうかね。

{お店データ}
住所:大阪府東大阪市長堂1-9-20 電話06-6783-4010
営業時間:11時半~14時45分 17時~20時半 定休日:水曜・第三火曜


折尾のかしわめし


新大阪駅のエキマルシェうえののあなごめしを買いに行ったつもりが、販売時間勘違いorz
その代わりっちゃあなんですが、かの有名駅弁・折尾のかしわめしをゲットできました。


これまでなんども九州に行ってるのでかしわめしも幾種類か食べたことがあるけど、折尾のは初めてかも。見た目の華やかさには欠けるけれど、質実剛健で素朴な美味しさ。かしわ・錦糸玉子・海苔の3パートに分かれているのを、ガーッと混ぜてしまうほうが見た目悪くてもより好みの味でした。
この内容と容器で770円とは、今時の駅弁としてはかなりの優等生じゃないでしょうかねえ。


やっとこさサンセール(神戸・南京町)

20150309サンセール
まだ行ったことがない課題の洋食屋のうち、これまで3回程トライしたものの休みだったりタッチの差でお昼休みだったりとご縁がなかった「サンセール」にやっと行くことが出来ました。南京町広場の東側にあるちょっとごちゃついたビルの2階にあり、1階にはメニューが出ています。いかんせん周りの店がハデすぎて埋もれてしまってる感がありますが、あの街の喧噪から逃れることが出来て却っていいんじゃないかと個人的には思います。

20150309サンセール
階段を上がるとお店の入口あり。混んでる時は子供お断りって扉に書いてあるのは、ステーキなどは鉄板に載せてサーブするから。動き回るとキケンってだけで、子供嫌いって訳じゃないはずです。

20150309サンセール

20150309サンセール 20150309サンセール
(エントリ内の写真はクリックで大きくなります)

メニューをざっと見渡しただけで、肉料理メインであることは一目瞭然。洋食屋さんというよりは、むしろステーキハウスに近いかも知れません。お昼時は右下のランチメニューから選択可。他のお客さんの注文を聞いていると、やはりステーキ定食の人気が高いようです。

20150309サンセール 20150309サンセール

ランチにセットされているスープとサラダ。スープはオニオン系で、ひょっとして自家製?

20150309サンセール
で、僕のオーダーは定食のビフカツではなくって、思い切ってサンセール定食のほうの「柔らかいフィレビーフカツレツ」(スープ・サラダ・ご飯がセットで1440円)。珍しいことに、スパッとカットされたこの状態で出てきました。瞬時にその意味を理解、これは中の肉質・揚げ加減をどうぞご覧下さいってことですな。

20150309サンセール
如何にも食べ応えがありそうな厚み、写真ではわかりにくいですが揚げ加減はほとんどレア、ソースはバランスが整ったやや軽め。期待に胸膨らませイってみると、上質な甘味の肉汁が溢れ、確かにメニュー名どおり柔らか〜い。価格とこのボリュームからすると、すごくレベルが高いビーフ!
ただし、僕は肉は柔らかければいいと思ってる訳ではないので、もちろんすごくおいしかったんだけど、なんちゅうかこの肉はビフカツには「もったいな過ぎる」ような気がしたんです。ビフカツ大好きなんでいい肉であることは当然嬉しい、けれどむしろこれはステーキで食べるべきじゃないかみたいな感じなんですね。これまで色んなビフカツを食べてきましたが、こんな風に感じたのは初めてやなあ。

食後にフロア担当のマダムと少しだけお話しできました。人力車が並んでいる昔の神戸オリエンタルホテルの写真(すごく素敵)がカウンター席に飾ってあったので、伺ってみたらシェフはそちらのご出身だと。そして、あのオニオンスープもサラダドレッシングもドミグラスソースも、やはりシェフの手作りでした。
  参考リンク:南京町商店街振興組合公式サイト 「ステーキと洋食 サンセール」

カットして出てきたビフカツを見た時、これはかなり自信をお持ちなんだなあと思ったんですが、どうやら洋食好き・肉好きにとって予想以上なお店のようです。うーん、なんでもっと早く来れなかったのか… ステーキもビフカツもシチューも、これから通って色々食べてみなければ

{お店データ}
住所:神戸市中央区元町通1-3-7 電話:078-331-3524
営業時間:11時半〜14時半 17時〜20時(L.O.) 定休日:火曜(祝祭日を除く)


「いづも」で明石焼(明石・魚の棚)


ヤボ用で久しぶりに明石に来たので、魚の棚あたりをぶらぶらしたあと、この辺りに来たら寄る率が高い「いづも」で明石焼を食べることにしました。


広島焼同様、地元では明石焼なんて呼ばないであろう玉子焼は、出汁に浸して食べるたこ焼。僕は神戸生まれの神戸育ちですが、たこ焼といえばこっちのほうが馴染みがあります。でも今や少数派になってしまいましたね。
この店では一人前は15個(650円)、けっこう玉も中味のたこもでかいのでかなり食べ応えがあります。観光客目当てのお店が増えた魚の棚周辺でも、ここは地元っぽい雰囲気があるのでなんとなく好きなんです。だしにみつば入ってなかったっけなあ、なんかもの足らんなあ。でも久しぶりにおいしくいただきました。

{お店データ}
住所:明石市本町1-2-19 電話:078-912-8120
営業時間:11時〜18時(土日祝は10時〜) 定休日:水曜


超々穴場イタリアン・うみどり食堂(大阪・生野本通中央商店街)

20150220うみどり食堂
えて吉さんのエントリで、地元生野区のド・ローカルな場所にいいイタリアンがあるってことで、LAKSAさん・こばやしさん・だいこんさん・えて吉さんの5人で行ってみることにしました。平日夜だったので現地集合、環状線の寺田町駅を降りて、生まれて初めて通る「生野本通中央商店街」をずんずん進みます。

20150220うみどり食堂
けっこう距離が長い商店街は、19時少し前だったせいもあるのかほとんどの店のシャッターが降りたまま。えて吉さんによると昔は賑やかだったけれど、今は昼間でも閉めたままの店が多いそうです。時折至近距離をビュンビュン通り過ぎる自転車に冷や冷やしながら寂れた雰囲気の中を進んでいくと、スーパー玉出を越えて間もなくこんな黒板が表れます。

20150220うみどり食堂
黒板のある商店街右側の路地を覗くと、少し先にほんのり灯りが見えます。そこが目的の場所「うみどり食堂」。辺鄙な場所とは聞いてましたが、フリの客はまずないだろうし、立地的にイタリアンを食べる客層も少なそう。都会が好きじゃないかららしんですが、それにしてもこんな讃岐うどん的な場所でやらんでもええんやないかって、誰しも思ってしまうでしょうねえ。

20150220うみどり食堂
僕がお店に入ると既に皆さん集合済みで、さっそく前菜盛り合わせからスタート。今回は4人なので少し多めにサービスしてくれていますが、本来は2〜3人前でこれがなんと580円!事前に話は聞いていたものの、実際に目にして食べてみて、1人じゃ持て余すほどの内容にいきなりガツンとやられました。

20150220うみどり食堂
以下、イマイチな写真もありますが、とにかく食べたものを全部紹介していきます。どんな場合でもとにかく野菜は欲しいので、なにはともあれ生ハムのサラダ(550円)。

20150220うみどり食堂
本日のおすすめから、豚バラ肉ごぼうの白ワインビネガー煮込み(600円)。家庭料理っぽい感じ。

20150220うみどり食堂
ほたるいかと菜の花のアーリオオーリオ(500円)は、加減が勝負の季節の一品。菜の花の堅さ・ほたるいかの旨味を勘定に入れて、塩を加減・火も加減。偉そうな言い方ですが、食べてみて達者やなあと感じました。

20150220うみどり食堂
レギュラーメニューから、エビとアボカドの山葵醤油マヨ和え(450円)。アボカドと醤油って合いますよね。バゲットに載せてパクッと、こういうの好き。
ところで飲み物は最初はビールから始めて、途中で赤ワインにスイッチ。僕は「飲んでみて好きか嫌いか」程度の人なので詳しいことはようわからんのですが、ワインにもかなりこだわっておられるようです。

20150220うみどり食堂
エビ・アボカドのフリット(580円)カマンベールチーズのフリット(500円)の2種盛り。食い意地張ったおっさんが5人も揃っているので、ガンガン食べて飲みます。

20150220うみどり食堂
トマトソースピザ(650円)。うーん、これはちょっと個人的には好みのタイプではなかったですねえ。

20150220うみどり食堂
牛すね肉のシチュー仕立て(880円)は、コクも風味もボリュームもコストパフォーマンスもかなりな一品、ヘタな洋食屋ではとても太刀打ちできないです。もちろんご飯がハゲしく欲しくなりました。

20150219うみどり食堂
あさりの白ワイン蒸し(500円)もボリュームたっぷり、スープがまたうまい。おもわずバゲット追加でお願いしました。特に珍しくもない料理だけに、またしても「達者やなあ」と感じてしまいました。

20150220うみどり食堂
淡路玉ネギポルチーニ茸のミルクリゾット(780円)は、個人的にこの日の一番。これまでポルチーニ茸食べてそれ程おいしいと思ったことがないんですが、とにかくこれは香りが抜群。玉ネギとミルクに優しく包まれた香りと旨味、それを吸い込んだお米を口に入れると、ホワッと開く感じ。いま思い出してもこれは良かったなあ。特別好きでもないリゾットをこんなに思ったのは初めてのことでした。

20150220うみどり食堂
最後に牛はね下ステーキ赤ワインソース(950円)とは濃いなあ。これもかなりコストパフォーマンスに優れた一品だったかと。ただし、その前のリゾットで既に個人的には「〆」の状態だったので、申し訳ないですが細かいことは余り記憶に残ってないっす。

ご主人がシェフ、フロア担当の奥様は、昨年8月に生まれたばかりの赤ちゃんを抱えながら店内を動き回っておられます。望んで選んだ場所とは言え、失礼ながらこんなところで大丈夫だろうかと心配してしまう半面、敢えてこの場所を選んだ心意気に応えるべく、とにかくこんだけ安くておいしいんだから、なんとか応援したいと思わずにはいられません。神戸在住の身としてはそれ程頻繁に行くことは難しいですが、近場にあれば常連になること間違いなし!の太鼓判なお店です。是非。

{お店データ}
住所:大阪市生野区林寺2-6-6 電話:090-3650-2935
営業時間:12時~15時 18時~23時 定休日:水曜


神戸をベースに、食べ歩き・料理・旅行記など、飲食ネタ中心です。