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ぷるみえさん向けうどんツアー〜讃岐うどん巡礼2014-4

古くからのブログ仲間・ぷるみえさんとえて吉さんをはんなり祇園にご案内した翌日は、神戸から海を渡って香川までうどんを食べに行きました。東京在住のぷるみえさんは、初めての讃岐うどんツアー。えて吉さんと僕が行きまくっているのをブログで読んで「うらやましい〜」とずっと思っていたようで、やっと念願が叶うことになりました。
とはいえ初めてなので、果たして4軒も5軒もハシゴできるのか不安。なので、無理せず行けるところまで行くこと、初心者向けに代表的な店をチョイスすることをテーマにえて吉さんがコース組みをしてくれました。結果的には恥ずかしいくらいにメジャーな店ばっかりになりましたが、以前えて吉さんと「マイナーな店ばかりじゃなく、久しぶりにベタに巡ってみたいなあ」って言ってたので、ちょうどいいタイミングでした。

※何度も行ってる店ばかりなので、各店で写真は2点のみ・できるだけ普段あまり使わないような写真を選ぶ、というしばりで以下イってみることにしました。

1)一軒目:たむら
20141020讃岐うどん
まずは色んな意味で讃岐うどん・ど真ん中なこの店からスタート。うどんがおいしいことはもちろんのこと、お店の佇まいや茹でてる場所まで丼持参でうどんを入れてもらう本来のセルフ方式など、初体験な方にとってはえ、え、え、の連続のはずです。

20141020讃岐うどん
ラッキーにもこの日は茹でたてにありつくことが出来ました。僕は冷たい醤油うどん。ネギとほんの少しの生姜を加えてグワッと混ぜるだけ。ピッカピカの麺は絶妙な噛み心地と自然な甘さ。やっぱいつ食べてもハズレがありません。

2)二軒目:山越
20141020讃岐うどん
讃岐一、全国一有名なうどん屋といっても過言ではないでしょう。その人気は凄まじく、周囲の駐車場は半端ない面積で、休日ともなれば長蛇の列を整理するためたくさんの警備員さんが配置されます。「並ぶのイヤ」な僕らにとっては、週末にこの店に来るなんてことは全く論外。でも平日なら、こんなに楽々ありつくことができます。

20141020讃岐うどん
僕が初めて讃岐うどんツアーに連れて行ってもらった時も、この店が組み込まれていました。そして生まれて初めて釜玉を食べたのも、その時ここで。以来何度か来て色んな食べ方をしてきましたが、ここの麺の印象は一言でいえばなめらかしなやかな麺。ところが今回久しぶりに食べてみて、思わず「ムムムッ?!」とえて吉さんと目を合わせてしまいました。温かい状態なのに、それでもけっこうな剛麺。これはこれでおいしいんだけれど、今までイメージしていた山越とは全然違います。たまに来てみるもんですねえ、これはびっくりしました。

3)三軒目:山内
20141020讃岐うどん
うどんのおいしさはもちろん、常識的には考えられない立地な秘境系うどん屋としても有名、ガイドブックやカーナビが普及するまでは、この店にたどり着くことが大変だったと聞きます。店の外観や、いまだに薪を使ったかまどでうどんを茹でているところもナイス。

20141020讃岐うどん
僕はひやあつ(冷たいうどんに熱いだし)に、讃岐うどんファンにはお馴染み・藤原屋から仕入れているゲソ天載せ。さあ、久しぶりに山内の剛麺を楽しもうと思ったら…、 またしても「ムムムッ?!」とえて吉さんと目を合わせてしまいました。剛麺のはずなのに柔らかい!これはこれでおいしくないことはないんだけどなあ、でもなんか違うよなあ。この日はまるで山内と山越の麺が入れ替わったような、不思議な印象でした。たまたまなんですかねえ。

4)四軒目:一福
20141020讃岐うどん
これまでの三軒に比べて歴史は浅いけれど、バリバリのトップランナー。時折ツイッターで拝見する店主のつぶやきからは、正直で真面目に取り組む姿勢がビンビン伝わってきます。でもなあ、なんか真剣すぎてしんどいんちゃうかなあ、もうちょっと抜かはってもええんとちゃうんかなあ、と個人的には思っています。

20141020讃岐うどん
それなりに色んなうどん屋さんを巡ってきたつもりですが、ここの麺みたいなタイプはあまり記憶にありません。強いて言うなら善通寺の山下と共通する部分があるような気がするんですがねえ。(あてになりませんが) でもぷるみえさん的にはここのが自分がイメージする讃岐うどんだったそうで、面白い感想でした。
4軒目でもまだお腹が軽かったので、冷たいぶっかけにちくわ天を添えました。食べ始めてからここのぶっかけ出汁が濃いめだったのを思い出し、大根おろしを追加すれば良かったかなと思いました。伸びと艶があるうどんはやっぱりいつもどおりおいしく、さすが。冷やかけも食べたかったなあ。

5)五軒目:長田in香の香
20141020讃岐うどん
一福のあと腹ごなしに金比羅さんに途中まで登り、当初は無理かもといってたぷるみえさんも、なんなく五軒目に到達。色んなうどんを楽しんでもらおうということで、釜揚げではトップクラスのここで〆ることになりました。出汁の入ったでっかい徳利には、お約束の電源コードをぐるぐる巻いた持ち手が付いています。徳利をそのまま持とうとしても熱すぎるし重すぎるので、この取っ手を持って徳利を傾けてうどん猪口に注ぐのが作法。

20141020讃岐うどん
この店ではうどんは釜揚げか冷やしとそのバリエーションしかなく、天ぷらもなし(ご飯ものはあります)。釜揚げは麵とだしと薬味だけなのでごまかしがきかない直球勝負。ゆであがったばかりのあつあつをだしに浸して食べれば、原点回帰なおいしさ。三人ともそれぞれ釜揚げ(小)にしましたが、五軒も回れるかどうか心配していたぷるみさんもあっという間に完食、まだもう一軒行けてたかもって言ってたくらいなので、もう少し追加したら良かったかなあ。

今回のうどん巡りはぷるみえさん向けということで久しぶりにメジャーどころばかりを回りましたが、山越と山内の変化にはほんとに驚きました。2軒ともたまたまこの日がいつもとは違っていたのか、それとも本当に変わったのか、気になるところ。何回も行ってるので今更なあなんて思わずに、たまに有名店に行ってみるのも面白いもんですなあ。
久々にぷるみさんとえて吉さんの3人で一緒に時間が過ごせて、楽しい2日間でした。飲みながら話したのが一晩だけなのでちょっと物足らない気がしたけれど、また次の機会を楽しみにしています!


うな重あとに「はゆか」

20141003はゆか
阿讃亭のうな重はけっこうボリュームがあるので、せっかく香川まで来ていてもうどん巡りとの両立はとてもじゃないが無理。とはいえせっかくだから一軒だけでも食べて帰りたいと言うことで、お土産買いがてら休憩してた道の駅・滝宮周辺の店をiPhoneアプリのUdooon!で検索してみたら、うまいぐあいに「はゆか」が見つかりました。

20141003はゆか
香川の製麺所の多くはお昼過ぎると閉まるところが多く、一般店だと営業時間は長いけれど量が多い。できれば近くのセルフ系でいいところを見つけたい、しかもメンバーにとって初めてのお店で。この段階で14時頃だったので、そういう要望を満たしてくれる店ってなかなか見つからないんですよね。
えて吉さんも僕も2回目だけど、LAKSAさんとmyblackmamaさんは初はゆか。遅めの時間でもおいしいうどんが食べられるのは経験済みだったので、我ながらこれはけっこうヒットなチョイスでした。

20141003はゆか
前回食べた冷たいぶっかけがかなりヘヴィだと記憶に残っていたので、今回はあったかいかけ(190円)にゲソ天(90円)追加。ここしばらく香川に来た時にゲソ天を食いっぱぐれてるような気がしたもんで取ったんですが、前回ここに来た時にも食べてることは記憶にありませんでした。
太めでドカッとくる麺なので、あったかくしてちょうどいい感じ。うどん巡りを始めた頃はとにかくコシが強いうどんを求めてたんですが、だんだんとそうじゃない楽しみ方も憶えてきたもんで、このくらいが今の僕には合っているような気がします。
あのうな重の後に大丈夫かなあと食べる前には思ったけれど、するっと難なく完食。もう一軒くらい行けてたかもしれませんw


天然うな重@阿讃亭(高松市塩江町) ※追記あり


今年もはるばる海を越えて、四国までうなぎを食べにやって来ました。今年は豪雨が多くちょっと心配していましたが、値段は据え置き、店内の水槽にはぶっといのがうようよしています。 今回が3回目ですが、毎度ながら姿を見ただけで惚れ惚れ、感動の旨さ。四の五の言う必要なし。食後しみじみと満足感に浸っています。

(以下、追記)
20140903阿讃亭
取り急ぎ携帯からモブログでエントリしましたが、あらためて詳細をば。
3年前に初めて一緒に行ったえて吉さん2回目に同行したmyblackmamaさんに加え、今回初参加のLAKSAさんの計4名で、瀬戸大橋を渡り四国に入って阿讃亭に天然うな重を食べに行って来ました。高松市内とはいえ、けっこう山の中。近くには塩江温泉なんてのもあって、神戸でいえば有馬って感じのロケーションでしょうか。

20140903阿讃亭
店の表看板にもあるように、こちらのお店のメインはうどん&そば。僕とえて吉さんはここにくるのはこれで3回目ですが、一度もうどんを食べたことがありません。その理由は、ここの天然うな重が1人前3000円と信じられない価格と内容であること、ボリュームもあるのでいっときにうどんと両方はしんどいこと。うどん巡りのコースに加えようにも、ここの鰻を我慢するのはかなりの我慢を強いられてしまいますしねえ。

20140903阿讃亭
昨年のうどんメニューと比較しても、消費税増税後なのに何故かしっぽくの大が100円上がっただけ。

20140903阿讃亭
裏面のそばメニューもしっぽくの大が100円あがり、そしてたけのこの天ぷらとうな重がメニューから消えていました。

20140903阿讃亭
が、ご安心あれ。ちゃんと壁にはたけのこ天ぷらもうな重も表示されています。それに加え松茸うどんもあり。まだ地元・塩江産(この辺りでよく穫れるそうです)はまだだろうと思っていたら、帰り際に大将に聞いてみたところ、3日前から入ってきているとのこと。これはこれで興味津々なんだけど、他の皆さんはそれほどでもなく今回はあっさり却下。まあ天然鰻とペアなんて、贅沢すぎるんですけどね。

20140903阿讃亭
事前に予約、当日も到着時刻を連絡しておいたせいか、お店に入って15分ほどでうな重が登場。気合いを入れて撮った写真なのに出来イマイチでがっかりですが、それはそれ。

今回で3回目ながら、席に運ばれてくるまでワクワク、蓋を取った時に立ち上る上品な香りにまずはうっとり。毎度ながら重箱の一面には収まりきらず重なった蒲焼きのボリュームに圧倒されます。あっさりめのタレで焼かれたうなぎは柔らかすぎることなく程良い舌触りで、くどさなど全く感じさせないその脂分に、もうひたすらうまいの一言しかありません。
たっぷりのご飯と一緒にワシワシいって、今回も大大満足。それでなくとも高騰しているうなぎが、天然でしかもこのボリュームで3000円なんて、うなぎ好きにとってはここは天国としかいいようがありません。1年に1度とはいわず、月に1回くらい食べられたら、もうたまらんくらいうれしいでしょうなあ。でもそれは贅沢すぎるかなあ。