「四国」カテゴリーアーカイブ

初体験もありしっぽくツアー(2)〜讃岐うどん巡礼2014-5

◎三軒目:岡製麺所

20141219しっぽくツアー
myblackmamaさんが初めてここでしっぽくを食べた時、あまりのうまさに涙を流したという岡製麺所には、僕はこれが4度目。山ん中のキツいカーブの坂道にあるお店には、お昼ちょい前ということもあり続々とお客さんがやってきてました。

20141219しっぽくツアー
テーブルの上には市販の一味・七味以外に、輪切りの唐辛子と手作りの激辛唐辛子が置いてあります。うどん巡りの途中に立ち寄る産直市でも唐辛子をよく見かけるんですが、瀬戸内の気候が栽培に適しているんだそうです。

20141219しっぽくツアー
前の2つに比べてワイルドさを感じるしっぽくは、麺がやや太めで出汁も濃く豆腐も入り。写真を撮った後、卓上の激辛唐辛子を恐る恐る振りかけてみたところ、確かに辛いけれどこりゃうまい。面も具も出汁も力強いから、それに負けないくらいの辛さのほうが合うんですね。今まで僕が食べた中で、やっぱりここのは力強い系しっぽくの雄ですなあ。

◎四軒目:松岡

20141219しっぽくツアー
松岡にはこれで6回目、大根がおいしくなる12月1日から始まって2月末までのしっぽくは3回目。どうでもいいことですが、数年前に替わった現在の暖簾より、以前のシンプルなのれんのほうが松岡らしく感じるなあと今さらながらの感想。

20141219しっぽくツアー
6年前に初めて来た時と比べてメニューは変わらず、値段は20円上がっただけ。他店に比べてよう頑張ってはるなあと。これも今さらながら。

20141219しっぽくツアー
しかーし、僕的には変化を求めて小さな冒険をしました。何かと言えば、うどん巡りを始めて以来いつかやってみたかった「うどん巡りの最中にそば」を初めて実行!(…これがエントリタイトル「初体験もあり」の中味です…)
大したことないやんって思われるかも知れないですが、県外からわざわざうどん食べに来てて、(悪い噂によると)うどんにそば粉混ぜた黒いうどんみたいなそば食べるのってけっこう勇気?要るんですよ。でも地元の方がちょくちょくそば食べてるのも見かけるし、どんなのかすごく興味があったんですよ。愛読してるメタボさんのエントリでこういうのを目にしたのも大きな決め手でした。
  参考:君は松岡の蕎麦を食べた事があるか!:{^L^}が食べたもん
感想としては…「○(マル)」。大いにアリで僕はけっこう好きです、こういうの。一般的なそば屋のそばとは全然違いますが、うどんと比べてどっちがどうというもんではなく、次に松岡に来たらうどんかそばか迷うかも知れない、でも他の店でそば食べてみる気になるかどうかはわからない、ってところでしょうか。

◎五軒目:よしや

20141219しっぽくツアー
しっぽく4杯食べてけっこうお腹は膨らんでいるはずだけど、この日はみんな少し余裕があって〆にもう一杯と言うことで意見がまとまりました。時間が遅くなると選択肢もが狭まる中、時間ぎりぎりながらもう既においしいことはわかりきってる「よしや」を選択。

20141219しっぽくツアー
ここにもしっぽくはあるんだけど、さすがにそれはボリューム的にちょっとキツいってのもあるし、最後は冷たい麺で〆たいって気分でした。

20141219しっぽくツアー
ということで、ここで一番好きなメニュー・ひやかけ。閉店間際といえども、麺がちゃんとしてるのはさすが。そしていつもどおりここのひやかけだしは抜群。ズルズルッと気分良く一気に平らげて、今回のツアー無事終了。やっぱここのひやかけはうまい。

1ヶ月前のうどんツアーのエントリ書いてると、また行きたくなってきました。今年は何回行けるかなあ。


初体験もありしっぽくツアー(1)〜讃岐うどん巡礼2014-5

もう1ヶ月が経ってしまいましたが、myblackmamaさんえて吉さんの3人で行って来たほぼ毎冬恒例のしっぽくツアーネタをあげておきます。

◎一軒目:ぽんぽん

20141219しっぽくツアー
一度閉店しながらも3ヶ月後には新しい店主で再開したそうで、3人とも初訪問。県外者からすると「こんなとこまで誰が食べに来るねん」と思わざるを得ない場所ですが、周辺で働いてらっしゃる皆さんにとってかなり必要度が高い立地のようです。

20141219しっぽくツアー
店内は結構広く、リニューアル間もないこともあるのかピカピカ。朝7時半からの営業なので、僕らが到着した10時半頃には各種天ぷらも揃ってました。すごくそそられたんだけど、今日のテーマはしっぽくなので泣く泣くガマン。

20141219しっぽくツアー
野菜てんこ盛りで肉気はなし?、だしは少し甘めに感じたのでこの後一味を振りかけました。あっさりしてるので冬の間何度も食べても食べ飽きない感じ。この日の一杯目だったこともあり、お腹に染み渡りました。またしっぽく以外のうどんも食べに来たいなあ。

◎二軒目:村上

20141219しっぽくツアー
当初の予定には入っていなかったけれど、そういや前回初めて来た時メニューにしっぽくがあったことをえて吉さんが思い出し、急遽予定変更。煙突がイイ味出してるひなびた雰囲気の外観ですが、実はけっこう都会なゾーンにあるんです。

20141219しっぽくツアー
店の入口を入ってすぐに注文カウンターがあるので、何食べようか考えてる暇はありません。でも今回は初めから決まってるので、迷うことなし。カウンター横のでっかい鍋から、しっぽくの具と出汁を目の前で注いでくれます。

20141219しっぽくツアー
いい意味で、フツーのしっぽく。前回も書いたように「よそ者が地元の方に混ぜてもらって食べさせてもらってる感」とこのフツーさが相まって、余計に香川で食べてる実感が増すような気がしました。もちろんうどんもおいしく、ナイスな予定変更でした。いいなあこの店。


ぷるみえさん向けうどんツアー〜讃岐うどん巡礼2014-4

古くからのブログ仲間・ぷるみえさんとえて吉さんをはんなり祇園にご案内した翌日は、神戸から海を渡って香川までうどんを食べに行きました。東京在住のぷるみえさんは、初めての讃岐うどんツアー。えて吉さんと僕が行きまくっているのをブログで読んで「うらやましい〜」とずっと思っていたようで、やっと念願が叶うことになりました。
とはいえ初めてなので、果たして4軒も5軒もハシゴできるのか不安。なので、無理せず行けるところまで行くこと、初心者向けに代表的な店をチョイスすることをテーマにえて吉さんがコース組みをしてくれました。結果的には恥ずかしいくらいにメジャーな店ばっかりになりましたが、以前えて吉さんと「マイナーな店ばかりじゃなく、久しぶりにベタに巡ってみたいなあ」って言ってたので、ちょうどいいタイミングでした。

※何度も行ってる店ばかりなので、各店で写真は2点のみ・できるだけ普段あまり使わないような写真を選ぶ、というしばりで以下イってみることにしました。

1)一軒目:たむら
20141020讃岐うどん
まずは色んな意味で讃岐うどん・ど真ん中なこの店からスタート。うどんがおいしいことはもちろんのこと、お店の佇まいや茹でてる場所まで丼持参でうどんを入れてもらう本来のセルフ方式など、初体験な方にとってはえ、え、え、の連続のはずです。

20141020讃岐うどん
ラッキーにもこの日は茹でたてにありつくことが出来ました。僕は冷たい醤油うどん。ネギとほんの少しの生姜を加えてグワッと混ぜるだけ。ピッカピカの麺は絶妙な噛み心地と自然な甘さ。やっぱいつ食べてもハズレがありません。

2)二軒目:山越
20141020讃岐うどん
讃岐一、全国一有名なうどん屋といっても過言ではないでしょう。その人気は凄まじく、周囲の駐車場は半端ない面積で、休日ともなれば長蛇の列を整理するためたくさんの警備員さんが配置されます。「並ぶのイヤ」な僕らにとっては、週末にこの店に来るなんてことは全く論外。でも平日なら、こんなに楽々ありつくことができます。

20141020讃岐うどん
僕が初めて讃岐うどんツアーに連れて行ってもらった時も、この店が組み込まれていました。そして生まれて初めて釜玉を食べたのも、その時ここで。以来何度か来て色んな食べ方をしてきましたが、ここの麺の印象は一言でいえばなめらかしなやかな麺。ところが今回久しぶりに食べてみて、思わず「ムムムッ?!」とえて吉さんと目を合わせてしまいました。温かい状態なのに、それでもけっこうな剛麺。これはこれでおいしいんだけれど、今までイメージしていた山越とは全然違います。たまに来てみるもんですねえ、これはびっくりしました。

3)三軒目:山内
20141020讃岐うどん
うどんのおいしさはもちろん、常識的には考えられない立地な秘境系うどん屋としても有名、ガイドブックやカーナビが普及するまでは、この店にたどり着くことが大変だったと聞きます。店の外観や、いまだに薪を使ったかまどでうどんを茹でているところもナイス。

20141020讃岐うどん
僕はひやあつ(冷たいうどんに熱いだし)に、讃岐うどんファンにはお馴染み・藤原屋から仕入れているゲソ天載せ。さあ、久しぶりに山内の剛麺を楽しもうと思ったら…、 またしても「ムムムッ?!」とえて吉さんと目を合わせてしまいました。剛麺のはずなのに柔らかい!これはこれでおいしくないことはないんだけどなあ、でもなんか違うよなあ。この日はまるで山内と山越の麺が入れ替わったような、不思議な印象でした。たまたまなんですかねえ。

4)四軒目:一福
20141020讃岐うどん
これまでの三軒に比べて歴史は浅いけれど、バリバリのトップランナー。時折ツイッターで拝見する店主のつぶやきからは、正直で真面目に取り組む姿勢がビンビン伝わってきます。でもなあ、なんか真剣すぎてしんどいんちゃうかなあ、もうちょっと抜かはってもええんとちゃうんかなあ、と個人的には思っています。

20141020讃岐うどん
それなりに色んなうどん屋さんを巡ってきたつもりですが、ここの麺みたいなタイプはあまり記憶にありません。強いて言うなら善通寺の山下と共通する部分があるような気がするんですがねえ。(あてになりませんが) でもぷるみえさん的にはここのが自分がイメージする讃岐うどんだったそうで、面白い感想でした。
4軒目でもまだお腹が軽かったので、冷たいぶっかけにちくわ天を添えました。食べ始めてからここのぶっかけ出汁が濃いめだったのを思い出し、大根おろしを追加すれば良かったかなと思いました。伸びと艶があるうどんはやっぱりいつもどおりおいしく、さすが。冷やかけも食べたかったなあ。

5)五軒目:長田in香の香
20141020讃岐うどん
一福のあと腹ごなしに金比羅さんに途中まで登り、当初は無理かもといってたぷるみえさんも、なんなく五軒目に到達。色んなうどんを楽しんでもらおうということで、釜揚げではトップクラスのここで〆ることになりました。出汁の入ったでっかい徳利には、お約束の電源コードをぐるぐる巻いた持ち手が付いています。徳利をそのまま持とうとしても熱すぎるし重すぎるので、この取っ手を持って徳利を傾けてうどん猪口に注ぐのが作法。

20141020讃岐うどん
この店ではうどんは釜揚げか冷やしとそのバリエーションしかなく、天ぷらもなし(ご飯ものはあります)。釜揚げは麵とだしと薬味だけなのでごまかしがきかない直球勝負。ゆであがったばかりのあつあつをだしに浸して食べれば、原点回帰なおいしさ。三人ともそれぞれ釜揚げ(小)にしましたが、五軒も回れるかどうか心配していたぷるみさんもあっという間に完食、まだもう一軒行けてたかもって言ってたくらいなので、もう少し追加したら良かったかなあ。

今回のうどん巡りはぷるみえさん向けということで久しぶりにメジャーどころばかりを回りましたが、山越と山内の変化にはほんとに驚きました。2軒ともたまたまこの日がいつもとは違っていたのか、それとも本当に変わったのか、気になるところ。何回も行ってるので今更なあなんて思わずに、たまに有名店に行ってみるのも面白いもんですなあ。
久々にぷるみさんとえて吉さんの3人で一緒に時間が過ごせて、楽しい2日間でした。飲みながら話したのが一晩だけなのでちょっと物足らない気がしたけれど、また次の機会を楽しみにしています!


うな重あとに「はゆか」

20141003はゆか
阿讃亭のうな重はけっこうボリュームがあるので、せっかく香川まで来ていてもうどん巡りとの両立はとてもじゃないが無理。とはいえせっかくだから一軒だけでも食べて帰りたいと言うことで、お土産買いがてら休憩してた道の駅・滝宮周辺の店をiPhoneアプリのUdooon!で検索してみたら、うまいぐあいに「はゆか」が見つかりました。

20141003はゆか
香川の製麺所の多くはお昼過ぎると閉まるところが多く、一般店だと営業時間は長いけれど量が多い。できれば近くのセルフ系でいいところを見つけたい、しかもメンバーにとって初めてのお店で。この段階で14時頃だったので、そういう要望を満たしてくれる店ってなかなか見つからないんですよね。
えて吉さんも僕も2回目だけど、LAKSAさんとmyblackmamaさんは初はゆか。遅めの時間でもおいしいうどんが食べられるのは経験済みだったので、我ながらこれはけっこうヒットなチョイスでした。

20141003はゆか
前回食べた冷たいぶっかけがかなりヘヴィだと記憶に残っていたので、今回はあったかいかけ(190円)にゲソ天(90円)追加。ここしばらく香川に来た時にゲソ天を食いっぱぐれてるような気がしたもんで取ったんですが、前回ここに来た時にも食べてることは記憶にありませんでした。
太めでドカッとくる麺なので、あったかくしてちょうどいい感じ。うどん巡りを始めた頃はとにかくコシが強いうどんを求めてたんですが、だんだんとそうじゃない楽しみ方も憶えてきたもんで、このくらいが今の僕には合っているような気がします。
あのうな重の後に大丈夫かなあと食べる前には思ったけれど、するっと難なく完食。もう一軒くらい行けてたかもしれませんw


天然うな重@阿讃亭(高松市塩江町) ※追記あり


今年もはるばる海を越えて、四国までうなぎを食べにやって来ました。今年は豪雨が多くちょっと心配していましたが、値段は据え置き、店内の水槽にはぶっといのがうようよしています。 今回が3回目ですが、毎度ながら姿を見ただけで惚れ惚れ、感動の旨さ。四の五の言う必要なし。食後しみじみと満足感に浸っています。

(以下、追記)
20140903阿讃亭
取り急ぎ携帯からモブログでエントリしましたが、あらためて詳細をば。
3年前に初めて一緒に行ったえて吉さん2回目に同行したmyblackmamaさんに加え、今回初参加のLAKSAさんの計4名で、瀬戸大橋を渡り四国に入って阿讃亭に天然うな重を食べに行って来ました。高松市内とはいえ、けっこう山の中。近くには塩江温泉なんてのもあって、神戸でいえば有馬って感じのロケーションでしょうか。

20140903阿讃亭
店の表看板にもあるように、こちらのお店のメインはうどん&そば。僕とえて吉さんはここにくるのはこれで3回目ですが、一度もうどんを食べたことがありません。その理由は、ここの天然うな重が1人前3000円と信じられない価格と内容であること、ボリュームもあるのでいっときにうどんと両方はしんどいこと。うどん巡りのコースに加えようにも、ここの鰻を我慢するのはかなりの我慢を強いられてしまいますしねえ。

20140903阿讃亭
昨年のうどんメニューと比較しても、消費税増税後なのに何故かしっぽくの大が100円上がっただけ。

20140903阿讃亭
裏面のそばメニューもしっぽくの大が100円あがり、そしてたけのこの天ぷらとうな重がメニューから消えていました。

20140903阿讃亭
が、ご安心あれ。ちゃんと壁にはたけのこ天ぷらもうな重も表示されています。それに加え松茸うどんもあり。まだ地元・塩江産(この辺りでよく穫れるそうです)はまだだろうと思っていたら、帰り際に大将に聞いてみたところ、3日前から入ってきているとのこと。これはこれで興味津々なんだけど、他の皆さんはそれほどでもなく今回はあっさり却下。まあ天然鰻とペアなんて、贅沢すぎるんですけどね。

20140903阿讃亭
事前に予約、当日も到着時刻を連絡しておいたせいか、お店に入って15分ほどでうな重が登場。気合いを入れて撮った写真なのに出来イマイチでがっかりですが、それはそれ。

今回で3回目ながら、席に運ばれてくるまでワクワク、蓋を取った時に立ち上る上品な香りにまずはうっとり。毎度ながら重箱の一面には収まりきらず重なった蒲焼きのボリュームに圧倒されます。あっさりめのタレで焼かれたうなぎは柔らかすぎることなく程良い舌触りで、くどさなど全く感じさせないその脂分に、もうひたすらうまいの一言しかありません。
たっぷりのご飯と一緒にワシワシいって、今回も大大満足。それでなくとも高騰しているうなぎが、天然でしかもこのボリュームで3000円なんて、うなぎ好きにとってはここは天国としかいいようがありません。1年に1度とはいわず、月に1回くらい食べられたら、もうたまらんくらいうれしいでしょうなあ。でもそれは贅沢すぎるかなあ。