【旧】foodish：”雑”食記

「こんなの食べたよ」のえて吉さんと久しぶりに会うことになりました。今月初めに難波で人と会う機会があり、その時に初めて行ったお店2軒ともが気に入ったので、是非とも再訪したいと思っていました。えて吉さんと会うことになって、多分気に入ってもらえるだろうという読みもあり、自分の中ではその2軒をリピートすることで即決してました。


まず一軒目は、「八百屋の飯屋・びわとも」。店名サブタイトルにあるように、こちらのお店の経営母体は八百屋さんだそうで、当然ながら主役は各種野菜。マクロビオティックがどうこうとかいうノリではなく、ごくストレートにおいしい野菜を食べてもらおうという感じで、民芸っぽい店内の雰囲気もくつろげます。

なお、写真左端に移っているショーウインドウはこちらのお店のもの。そっちは何度か来たことあるのに、隣にこんなお店があるなんて全然気づかなかった…

(以下の小さな写真はクリックで大きくなります)
野菜が主役とはいえ、お作りや肉類メニューもあり、値段も手頃。メニューの一番上に日付が入っているように、その日によって内容は変わるようです。定食もあるので野菜不足の一人暮らしの方にもいいんじゃないでしょうか。


(左)付きだしの蕗と蓮根のゴマ和え。こちらのお店、料理がおいしい上に器も凝っています。
(右)いかにも手作り感一杯の自家製ゴマ豆腐はほんのりあったかい状態。ゴマの皮部と思われる香ばしさが一杯に感じられます。
最初だけ生ビールを飲みましたが、やはりこの手の料理には日本酒。以降2軒目までずっと燗酒で通しました。


(左)カニ身入りのアンがかかったレンコン饅頭と、(右)ふろふき大根。全般的に味付けは薄味、野菜自体の味が濃いです。


前回食べておいしかったので、今回も是非と思っていた海老芋素焼。シンプルに焼いただけのに塩か味噌をつけていただくのですが、僕的には圧倒的に塩が好み。海老芋の表面はややパリ状態で香ばしく、中身はやや粘りがあってほっこりとした自然な甘味があります。混じりけのない芋のおいしさをぎゅっと凝縮したこの一品、やっぱりいいなあ。

次のお店があることもあり、あえてここでは野菜メニューばかりを注文しました。前回食べた野菜チャーハンもおしかったんやけど、ガマンガマン。


{お店データ}
住所：大阪市中央区難波3-1-29　電話：06-6641-6123
営業時間：11時半〜14時半、17時〜21時半　定休日：毎水曜、第2第4火曜

※「難波でハシゴ（後編)」に続きます。