【旧】foodish：”雑”食記

肉の食べ方にも色々あれど、人気投票をしたとすれば、焼肉に一票！という方はかなり多いのではないでしょうか。
ステーキだっておいしいけれど、直火で、余計な脂が落ちて、自分の好みの焼き加減で食べられるのは魅力だし、タレの微妙な加減の違いもこれまたおもしろい。自宅でだって当然楽しめるけれど、僕にとってはなんとなくお店で食べたい食べ物です。

以下、個人的な焼肉に関する嗜好メモのようなものです。

お店を選ぶにあたっては、大きくわけて、
１)｢じっくり旨味を味わいたい系｣←値段やや高め
２)｢とにかくワシワシと食べたい系｣←安いのが望ましい、or必須
の２パターン、ストックを持っておきたい。
できれば炭火使用、焼加減は強火で表面をさっと炙る程度で、中はレア。おいしいキムチ・ナムルは是非モノ、最後に石焼ピビンバ・クッパもいいけれど、冷麺があればなお良し。

僕的パターン1ストックの中の１つは、大阪市内の某店(ヒミツ)。そこそこ値が張るのでめったに行けないけれど、そこではタレよりも塩焼きがオススメ。一切れ一切れモグモグしながら、溢れ出す肉の甘味にうっとり、じーんとさせられます。これまで最も衝撃的だったのは、ハラミのサイコロ大角切りを、表面だけさっと炙って塩で食べるやつ。噛むと一瞬にして口中に肉汁が大爆発。なんじゃこれは〜！って感じでしたね、あれは。

上の写真は、パターン2の中の一軒、｢たつみや｣さんのハラミ。思いっきり食って飲んで、一人4000円前後とワシワシ食いには最適。こちらではこのハラミと塩タンがオススメ。

いずれにせよ、焼きすぎると旨みが逃げてしまうので、食べる分だけ順々に網に乗せていく食べ方の方が好き。網の上にてんこ盛りしてコゲコゲになってしまうのはもったいないし。
昔、その頃の上司と初めて焼肉を食べに行った時(もちろんオゴリ)、焼きすぎたらもったいないと表面だけ焼けた状態になり次第どんどんみんなで食べてたら、｢オレはよく焼けたのが好きなんだ。オレが食べる分がなくなるじゃないか！｣と叱られた時がありました(もちろん本気で怒ってたんじゃないですよ)。
それ以来、その上司のエリアの網の上にある肉には手をつけてはならぬ、というのが暗黙の了解になっています(笑）