【旧】foodish：”雑”食記

以前たまたまの流れで入ったらすごく良くって、いつか再訪したいと思っていた舞子ビラ内の中華レストラン・「海蛍」に、ひょんなことから姉と妻との3人で行って来ました。

最終日とはいえGWのお昼時、メッチャ混んでるかもと思ったら、13時過ぎという時間が幸いしたのかスムースに入店でき、明石海峡大橋が目の前に見える窓際の席に案内してくれました。


メニュー熟考の結果、前回は元を取れないと判断したため断念したランチバイキングに決定。ここのバイキングは出来上がってる料理を好きなように取っていくのではなくって、食べたいものを上のメニューから選んでオーダーののち作って持ってきてくれるシステムになってるのが魅力的なんです。バイキングにありがちな、フツーのと言うか陳腐な料理はあまりなく、けっこう凝った内容になってるところもスバラシイ。
各種割引特典がある舞子倶楽部に加入して、土日祝料金を割り引いてもらって＠2779円、3人いたら色々食べられるし、ラストオーダーまでの90分・さあ戦闘開始！


結果から書きますと、料理17種類・デザート5種類の系23種類を食べましたｗ 3列あるメニューのうち、左列ので食べてないのは、白身魚のチリソース煮・ミニホタテのカレー炒め・豚肉とピーマンの細切り炒め・広東風酢豚のみ。


真ん中の列は麺・飯・飲茶とお茶、右列はデザートなので、一品料理のうち4分の3を食べたことになります。なんぼほど食べるねん！って思われるかも知れませんが、実は一皿の量はかなり少なめ。3品くらい食べても全くどうってことないんです。3人とも僕くらいの量食べられるんだったら、麺飯飲茶メニュー加えても全メニュー制覇できたんじゃないでしょうか。


品数豊富に好きなだけ食べられることだけじゃなくて、実はどの料理もかなりなレベルでおいしい。薄味のものは滋味深い旨味で、濃い味のものはビシッと決めてくれて、きちんと作られてるからこれだけ食べられるんですね。
さて上の写真の料理はそれぞれ何なのか。メニュー写真と見比べながらお楽しみ下さい！(←実はあまりに数が多くて、料理名書くのが面倒だったりする)


どれもおいしかったんだけれど、個人的に特に気に入ったのをいくつかピックアップ。

あまり期待してなかったのに、品のいい薄味にちょっと驚いた「ミニホタテと春雨の炒め煮」。基本のスープがちゃんとできてるからなんでしょうね。


前回食べた時は特にどうってことなかった飲茶三種盛りが、今回はもっと種類ないのと思うくらいおいしかったです。特にエビ餃子。
(注・写真は1人前。これは3人前食べました)


総じて海鮮類に素材の良さを感じましたが、シンプルな「モンゴウイカの湯引き」でそれが顕著になった感じ。見た目全然どうってことないのに、実は実力派。


「豚細切り肉の甘味噌炒め」を頼んだら、揚げ春雨の上に乗っかって出てきて、さらにチシャ菜が添えられてきて、混ぜて・巻いて食べて下さいと。この価格のバイキングでここまでしてくれるか〜という思いと、深い旨味の味噌味でプチ感激。


これもシンプルな「あさり入り炒飯」。あさりかどうかはあまりどうでも良くって、とにかく土台となる炒飯そのものがぴたっと決まってる。「おいしい中華屋の炒飯はおいしい」の典型例。


デザート全5種の中では、タピオカ入りココナツミルクとマンゴープリンとゴマ団子が特においち。


ということで、量的にも質的にも大大満足。特にこれだけの「質」のものを、この価格で・オーダーバイキングというシステムで供してくれるのは、すごく価値があります。昼ご飯に3000円弱は高いとお思いかも知れませんが、この内容なら全然高くないし、どうせお腹一杯になるから晩ご飯なんてほとんど食べられませんよ(笑)　個人的に不満と言えば、今回は運転手だったので飲めなかったことくらいですかねえ。
以下、以前のエントリの内容を引用。改めて同じことを感じたので。

これだったら元町や三宮のけっこうなレベルの中華といい勝負できるし、しかも景色は抜群。経験上「景色と味は反比例する」んですがｗここにはその法則が当てはまりませんでした。駐車場もたっぷりあるし、ちょこっとドライブがてらにランチするのもいいんじゃないでしょうか。あ、お酒飲みたいならJR舞子駅からのシャトルバスもありますよ。

いやホンマにマジで超おすすめです、ここ。



※以下、個人的メッセージ。
入院中の兄へ。これ読んで悔しかったら早く良くなること！待ってるよ。