【旧】foodish：”雑”食記

最近忙しいのとマンネリ気味なのとで、なかなか新規開拓ができてません。なまじいい店が自宅近くに揃ってるってことも理由の一つかも知れませんが、まさに「うるおす」なんかはそういう店の代表格です。この日もまずは刺身盛り合わせ(ぶりとろ/酢牡蠣/ヒラメ昆布〆/鯛ポン酢・1500円)でスタート。


人気店なもんで、ふらっと尋ねていって満席で振られたことも何度かあるんです。でもご近所だから、もしダメでも気楽に何度でもトライできるという、この恵まれた環境(^.^)
相変わらず、おまかせあて三種(そばみそきゅうり/するめいかわたあえ/コンビーフマヨレタス・500円)はお得やなあ。


メニューの幅が広いのもまたいいんです。素材も選べるし料理法も選べるし、その日の気分に合わせて応えてくれる懐の広さは店の間口と反比例。毎回頼んでしまう揚げ物、この日はキスと野菜の天ぷら・600円。この内容でこの価格は、三宮じゃあまれでしょう。


そしてここではシメのそばは必須科目。元町の「卓」で修行されたご主人が打つそばが、飲んだ後にいただけるなんてホントに贅沢。この日初めて頼んだ鴨せいろは、ビシッと締められ香り豊かなそばが旨いのは毎度ながら、鴨の脂とネギが馴染んだ甘めのつゆとの組み合わせが抜群。つゆだけでお酒も飲めるし、これだけ食べに来ても充分価値ありと思った一品でした。これは良かったなあ。

…こういうことだから、無理してまで新規開拓する気になかなかなれないんですよ(^^;)