【旧】foodish：”雑”食記

先日、旧友6名でお昼ご飯を食べる機会がありました。ランチタイムのピークを避けて13時に三宮集合、積もる話もあるのでできればゆっくり過ごせて、安くておいしくて…なんて店がそうそうあるわけあるかい！
しょうがないので事前予約せずに(できずに)早めに出かけてロケハンしてみたら、こちらの店「小瀋陽(ショウシンヨウ)」に出くわしました。

交通センタービルの阪急三宮駅東口北側出口真っ正面・1階に「駅前」が入ってるビルの5階で、24時間営業。ランチタイムには、メイン料理+前菜・サラダ・スープ・ご飯・杏仁豆腐が食べ放題で800円のランチあり。これだとゆっくり食事しながら粘れるじゃないですか。1階にあったランチメニュー以外のメニューにもちょっとピンと来るものがありました。「中国東北料理」とうたってるだけあって？風変わりなメニューもあって面白そう。ってことで、なんの予備知識もなし無謀にもこの店で決定〜(^_^)/

ちょっと怪しげなエレベーターに乗って5階で降りると、何やら現地っぽい雰囲気のお店に到着します。なんなんだろこの現地っぽさは、店員さんはもちろん中国系の人だし、調度もそれっぽい。匂いかな？ちなみに写真に写ってる中国系の若い女性2人は、すごく赤黒くて辛そうな鍋をつついてはりました。後で訊いたら、この店で最も辛い料理らしい。

初めての店でようわからんので、とりあえずランチメニュー3種を各2人前ずつ頼んでみることにしました。店内の食べ放題スペースは、左からキャベツの炒め物・ザーサイ・じゃがいもサラダ・茹でピーナッツ・生野菜。その他ご飯やスープも置いてあります。

まずは無難にエビチリと酢豚。エビチリはけっこう甘めで、二つともまあこんなもんかの味。写真は各1人前ずつで、予想以上にボリュームあります。

こちらの黒胡椒唐揚げが3つの中で一番おいしかったです。黒胡麻みたいに見える大きめの胡椒が効いていて、熱々ジューシー。

ランチメニューだけで終わらせる気は毛頭なく、続いて単品の最初はじゃがいもの家庭風炒め(780円)。前菜のじゃがいもサラダとかぶってしまったけれど、中国東北料理っぽいかもと思ったもんで。じゃがいものシャキシャキとした食感と、ほのかな辛さ。

ホタテ・エビ・イカの野菜入り香味炒め(1200円)。ややしょぼくれた感がある店なのに(失礼)、けっこう素材がいいなあとの印象。

麻婆豆腐(700円)。これもあまり辛くなくって、麻のほうが出てる感じ。辛いメニューには唐辛子マークがついててこれは3つでしたが、辛いの好きな方ならこれではもの足らないでしょう。

この日は旧友たちと話すのがメインだったし、あまり変わった料理は苦手な人もいたので、無難にまとまってしまいました。もちろんそれなりにおいしくって、長時間いさせてくれて安かったので大満足でしたが。

しかーし、正直なところ食い気の面では今回は不完全燃焼な気分。というのも、この店、メニュー豊富で珍しいのが多いんです。実はここからが本題。以下、雑な写真ですんません、各ページから気になるワードを拾ってみました。

左）前菜/ゆば・ハチノス・胃袋とか。
右）スープ類/フカヒレ・ツバメの巣・ナマコ・ハマグリ

左）野菜豆腐類/乾しゆば・白菜浅漬け
右）串焼き類/ジンギスカン・血管・豚マメ

左）海鮮類/ナマコ・フカヒレ姿
右）肉類/豚ホルモン・豚背肉の香味醤油煮込


ね、面白いと思いませんか？これでもメニューの一部なんです。旧友たちと話しながら見てたら、興味深いものがざくざく現れてくるもんであんまり話に乗れなかったくらい(笑)。酢豚春巻八宝菜系な方々にはちょっときついだろうから、変わったもの食べたい系の何人かで集まって、レアものばっかり単品オーダー連発してみたいなあ。


そのほか現地スタイル風に単品オーダーできる火鍋もあり。
まだランチ利用だけなのでなんともいえませんが、ひょっとしたらこの店けっこう化けるかもです。


{お店データ}
住所：神戸市中央区北長狭通1-2-2 　電話：078-392-7199
営業時間：24時間　定休日：不明(無休？)
※ネット上では諸説あるようですが、僕が行った時点では24時間営業と案内されていました。