【旧】foodish：”雑”食記

仕事は休みなんだけどヤボ用でちょこっと大阪に出ないといけなかった昨日、用事が午前中で済むことがわかっていたので、前々から狙っていた環状線寺田町駅前のうなぎ屋「舟屋」に行ってみようと前日から決めていました。



前日から決めていたことがもう一つ。この近所に住んでいながら今まで一度も行ったことがないと言ってたえて吉さんに声をかけてみると、二つ返事で是非にと。ということで、当日は寺田町の改札前で待ち合わせることにしました。
駅から近いとは聞いてたけど、北側の改札を出て店まで1分もかからないくらい。うなぎをかたどった看板も目立つし、めっちゃわかりやすい場所にあります。



店に着いたのは12時ちょい過ぎで、すでに3組みほど待ち客がいました。店は縦に長く、入ってすぐのところが焼き場と持ち帰り用のショーケース、奥の客席はテーブル席が4、5卓でそんなに広くありません。創業60年とのことで、庶民的で地に足がついたいい雰囲気です。待合の有名人サインも、自慢ではなくサービスと捉えておきましょうかねｗ



関西では珍しい「ひつまぶし」や各種定食があることは事前にサイトのメニューで知っていましたが、えて吉さんも僕も上丼を選択。肝吸いとお漬け物がついて本来はこれで1680円なんですが、ここのところのうなぎの高騰で、少し値上がりしていたはずです。（えて吉さんが一旦まとめて払ったので、詳細不明。上丼2つ・瓶ビール2本・アテのあさりの佃煮で5000円ちょっとでした）

こちらのうなぎは国産使用、焼き方は関東風と関西風のミックス。確かにとろけるような柔らかさでもなく、焼けた香ばしさがツンと立ってくるわけでもなく、まさしくその中間という感じでした。国内産と聞かされていたせいもあるんでしょうが、脂が多すぎることもないいいうなぎで、とてもおいしかったですね。個人的にはもうちょっとごはんが欲しかったですが、うなぎの量も質も値段的に十分納得できます。
格式張ったところがなく、地元に根づいて気軽に入れるいいお店だなあと感じました。えて吉さんの家庭ではあまりうなぎを食べなかったそうですが、近所にこんなところがあるのなら、うちだったら最低でも月一は通ってるに違いありません。うらやましいなあ。


{お店データ}
住所：大阪市生野区生野西2-1-34　電話：06-6741-7625
営業時間：11時半〜14時半、16時半〜21時　定休日：木曜