【旧】foodish：”雑”食記

恐らく5,6年前からじゃないでしょうか、並縫い日記のkuroさんとこのお母さんが作られるイカナゴ釘煮を食べてみたいと僕が言い始めたのは。リンク先にもあるように、このイカナゴはすごい人気で、毎年このシーズンになると全国の色んなところからに送られるのだそうです。あまり面識のない僕がここに割り込ませていただこうというのも厚かましい話なんですが、今年やっとkuroさんからOKをいただき、つい先ほどブツをいただいてきたところです。

きれいに包装してくれていた箱を開けると、今朝市場で買ってきて昼前に煮上がったばかりの出来たてイカナゴの釘煮がびっしり、すごい量！僕好みの小さめサイズで、kuroさんが夜な夜な刻んだショウガ入り。食べてみたら、適度な硬さで味付けも甘すぎることなく、さすがのバランスでウマ〜〜い！
あかんわこれ、めっちゃごはんが欲しくなる、若しくは飲みたくなる！

僕の母が元気だった頃は、それこそ毎日毎日大量に炊き続けて、色んなところに送っていました。当時は「なんでそこまでして」って思ってましたが、贈られたほうはもちろん嬉しいし、作ってるほうも「待っててくれる人がいる」と思うとやりがいを感じるんでしょうね。でも、手間がかかるし家中いかなごの匂いが充満するしで、本人を含め回りもけっこう大変なんですよね。
kuroさんのお母さんも一度は引退宣言されたようですが、回りの期待に応えるためにか、その後も作り続けておられます。確かにしんどい作業だとは思いますが、これだけおいしいのになくなってしまうのは本当にもったいない。どうぞこれからも、体力・気力が続く限り、作っていただきたい！
…そしてまた僕にも分けて下さいね〜