【旧】foodish:”雑”食記

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福井生麺所〜讃岐うどん巡礼2010-9その3

Posted ish / 2010.11.30 Tuesday / 11:00

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あこがれの岩田屋が閉店していることを確認した後、今回の3軒目「福井生麺所」に着いたのが7時半頃。湯気がもうもうと出ていて、如何にも今うどん作ってます!って雰囲気が期待感を膨らませてくれます。
※上の写真の看板には福井食品って書いてありますが、別の看板やら持ち帰りうどんの袋には福井生麺所って書いてあるので(注:「製」麺ではない)、後者を採用します。


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おはようございま〜すと入り口を開けると、中は明るくて近代的な、どっちかっていうとうどん製造工場的雰囲気。そうか、だから「製麺所」ぢゃないのかっ!(違
右側にはパッケージされたそばも見えるし、色んな処からの注文を書いたメモが一杯貼り付けられた棚もあったりして、ガンガンに忙しい最中、お邪魔してほんとにすんません。


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出来上がった各種麺は、せいろに並べられるのではなく、次々とパッケージされ、ケースに並べられていきます。こちらのお店の中で食べることはできないため、パッケージングされる前の出来たて茹でたてほやほやを分けていただくのが我らが希望。遠慮がちに3玉お願いすると、忙しいだろうにおばちゃんが「あんたらどこから来たん?」と親しげに話しかけてくれました。神戸からと答えると、意外なことにこちらのルーツも神戸らしく、今も親戚がたくさんいらっしゃるとのこと。「またいつでも食べにおいでよ〜」と持参のどんぶりに茹でたてのうどんを入れて持ってきてくれ、一気に親近感が盛り上がりました。


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店の外に出て、またしても持参のネギ・しょうが・醤油を加えていただきま〜す。一膳だけお箸の組み合わせが色違いになってますが、そんな些細なことはまったく気にならない(笑)いい気分の晩秋の朝。


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すでに日は昇り青空が気持ち良く、冷え締まった空気の中で食べるうどんはただでさえ茹でたてでツルピカなのに、朝日でいっそう光り輝いています。正直なところ、細かい味の印象はあまり憶えていません。ただただ気持ちよく、おいしく、爽やかで楽しい気分で食べた記憶だけが残っています。早朝からのうどん巡り、やっぱり来て良かったなあとしみじみ感じた一杯でした。

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