【旧】foodish：”雑”食記

◎5軒目：竹清

そんなに讃岐うどんに詳しくなくっても、半熟玉子天でも有名なこの店の名前を聞いたことがある方はそれなりにいらっしゃるのではないでしょうか。そんな著名店なのに、僕は今回が初めて。高松の市街地にあるのでまあいつでも来れるだろうと思ってたら、今ごろになってしまいました。



平日の13時過ぎ、観光客っぽい客はそんなにいなかったけど、店内は幅広い年齢層で活気があります。昼ごはんとして、天ぷらと2玉とか3玉とかのうどん食べるのってやってみたいなあ。


この日は混み合っていたせいか、うどんを注文する列に並んでいる間に天ぷらのオーダーを取りに来てくれました。天ぷらが出来上がったら名前が呼ばれ、返事をすると席まで持ってきてくれるというシステム。店内に時折「○○さ〜ん」と呼び声が聞こえるので、病院かなんかにいるみたいでしたｗ



正直なところ、「ここの天ぷらは有名でも、うどんそのものはどうってことないんやないか」って思ってました。でも、出来たてのぶっかけ(冷)を食べてみて、こりゃあ失礼しましたっ！　滑らかで適度な弾力があって、うどんそのものがすごくおいしいんです。出来上がったばかりのがどんどん出てくるからかもしれませんが、今回食べた中で麺としては一番うまかったです。



食べ始めてしばらくして名前が呼ばれ、運ばれてきた揚げたての半熟玉子天。これだけだったら今や他の店でもそれなりのものが食べられるかも知れんなあと思いつつ、やはりまずはうどんそのもののおいしさがあってこその有名店なんやなあと実感しました。
この店をちょっと舐めてたお詫びの気持ちも込め、いつもよりはっきり大きな声で「ごちそうさま」とご主人に言ってから、店を出ましたよ。


◎6軒目：千ちゃん

14時前くらいの時間になると、一般店を除いては店じまいする店が増えてきます。腹具合的にもぼちぼちツアー最終店になりそうだし、さあどうしようかと考えたあげく、今度は僕は2回目・えて吉さんは初めてのこちらへ。相変わらず黄色い建物が印象的です。


入り口を開けたら、すでにご主人と女性2名がお昼ごはんを食べてはりました。建物同様、こちらのご主人も印象的なので、僕にしては珍しくちゃんとお顔を憶えていましたよ。



残念ながら茹で置きでしたが、時間的にまあしょうがない。今回はダシのうどんをあまり食べてなかったのでひやあつにしたところ、ダシはやや甘めながらうどんもヘタっておらず、ちゃんとおいしくいただけました。この時間帯は、この食べ方で正解だったかも。茹で置きでこれだったら、釜かけ(茹でたて)だったらどれほど良くなるんだろうなあ。


もう1箇所行けないこともなかったけど、無理してハズレを引くのもいやなので、今回は6店で終了。なんの下準備もせず前日急に決まったにしては、充実したツアーでした。これなら今後もなーんも考えずに行ってもいいかもねｗ