【旧】foodish：”雑”食記

◎4軒目：百こ萬(ひゃっこま)



なかなかネタ豊富な「百こ萬」にはこれまで2度来たことがありますが、えて吉さんは初めて。前から行ってみたいと思っていたそうだし、僕も2年ぶりなのでどうなってるのか気になっていたのでした。


ここの大将はアイデア豊富でキャラが濃くて話好き。残念ながらこの日は不在、自衛隊の中のうどん屋もやってるので忙しいみたい。
改めて見てみると、こんなに天ぷら類豊富やったんやなあ。(左)ゲソだけでなく胴体のほうもセットになってるこのイカ天150円は安いし魅力的だし、(右)サービスセットにも目移りします。


(左)左・ノーマル、右・唐辛子入りのコロモで上げた辛ちくわ天。
(右)天かすも唐辛子入りがあって2種類。なかなか珍しいんじゃないでしょうか。



では店内のメニューを見てみましょう。……ん？なんかへんなもんがあるぞ？！


左側には細くてもコシがある「しこ麺」メニューの一群があり、その脇にゴミみたいな小さな字で「赤しこ」「赤釜」って書いてありますが(こちらでご確認下さい)、これは経験済み。
※「赤しこ」「赤釜」ってなんやねん？とお思いの方はこちらをご参照下さい。

で、それより気になるのは「痛かけ」。
痛い「かけ」って何？イタリアンってこと？痛いくらい辛いってこと？
様々な妄想が頭の中を駆け巡る中、お店の人に訊いてみたら「ああ。これは◎◎が痛くなるくらい○○が××なんですよ」って。そんなアホな…
…でもそんなん聞いたら試してみんわけにはいかんじゃないですかっ。





で、これが「痛かけ」。頭が(歯が)痛くなるくらい、キ〜ンと冷えたかけうどんですとorz…
作ってるところを見てると、氷水でギンギンに締めたうどんを丼に入れて、そこにシャーベット状になっただしをドボドボと注いでました。ダシが凍ってるので表面が凸凹してるのが見て取れますよね。


ここにネギと辛いほうの天かすを加えて食べてみたら…めっちゃ冷た〜い！(当たり前)、ダシ飲んだら(食べたら？)ジャリジャリするし。
どんなものか内容聞いた時、正直なところキワモノやろなあと思ってました。ところがこれが意外と(失礼)おいしい。麺が冷えすぎでゴッチンになってるのはもうちょっと柔らかいほうが好きと思ったけれど、このシャーベット状のダシは暑い時期にはとってもいいです。
ググってみたところでは少なくとも去年からメニューにあったようで、夏場限定。これからどんどん暑くなるに従って、いいじゃないでしょうかねえ、これ。家でうどん食べる時にも試せそうです。

しかし、このメニューを考えつき、しかも「痛かけ」ってネーミングするセンス、すごいなあ…
そういや、ここに3回来てるのに、フツーのうどんまだ一回も食べてないやｗ