【旧】foodish:”雑”食記

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難度高し・天満製麺所〜讃岐うどん巡礼2010-8その4

Posted ish / 2010.10.24 Sunday / 16:23

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ここまでの超有名店からガラッと趣向がかわり、この日の4軒目はたどり着くのさえけっこう難しい「天満製麺所」。近辺に駐車スペースもないだろうということで、町営駐車場に車を置き、テクテク歩いて目的地に向かいます。

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民家の間を歩き、線路を渡って、田んぼを見ながら。

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5分ほど歩いて、こういうことにかけては動物的な収穫を持つえて吉さんが「どうもアレらしい」と、ターゲット発見。

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とはいえ、看板はおろか、うどん屋の象徴ともいえる煙突の姿も見えず、単なる年季の入った家にしか見えないやないですか。

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ここは玉売りのみの製麺所なので、お店で食べることはできません。よって、どんぶり・お箸・薬味・醤油など、全部持参する必要があります。それにしても何の表示もなさ過ぎ。この扉が入り口のようだけれど、ホントにこれで合ってるのか?!

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勇気を出して戸をガラガラと開け、「すみませ〜ん」と声掛けしてみます。こういうドキドキ感もうどん巡りの醍醐味の一つ。

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おー良かった、ちゃんと製麺所やん。

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すごく優しそうなお母さんが出てこられて、持参したどんぶりを渡すと、茹で置きしていた麺を入れてくれます。大も小もなんもなし、とにかく一玉70円。

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他に適当なスペースがなかったもんで、うどんが入ったどんぶりを店先の自転車の荷台に置かせていただき、お金を支払います。

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向かいの神社にベンチがあったので、予めえて吉さんが用意してくれた各種必需品を並べて食べる準備。製麺所でうどん玉だけを分けてもらって食べる場合は多少乾燥気味なので、これも予め準備してくれた水をどんぶりにジョボジョボ注いでうどんをさっと混ぜ、水を捨ててからネギ・ショウガ・だし醤油をかけて、さあいただきま〜す。
やや太めでがっちりしていて、素朴な感じのうどん。神社の片隅でおっさん3人がズルズルすすってる図は端から見たらかなり変だったろうなあ。でもそういう状況も含めて楽しめ、とてもおいしくいただきました。当たり前だけど、こういうのは家に持って帰って湯がいてから食べたほうがもっとおいしいに違いありません。

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こちらのうどんは、地元の家庭や給食用としておろされているとか。そういうことを思いつつこの光景を眺めながら食べてると、ほんわかした気分になりました。どうもごちそうさまでした。

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