裏寺にハズレなし?・三木半(京都・裏寺町通)
Posted ish / 2014.01.06 Monday / 12:23
今回の京都旅行の宿は二条城前。あまり行ったことがないゾーンなので近辺の店で夕飯を食べたかったんですが、さすがに1月3日に営業してるお店は少なくめぼしい店が見つからず。しかたがないので適当な店が見つかるまでぶらぶら河原町方向へ歩いてみたものの、三条通や新京極はなんじゃこれな人混みだったので、そそくさとパスしました。
で、知った店が何軒かある裏寺町通に行ってみたら、「三木半」を発見。全く初めてだしなんの情報もないけど、お正月期間中で営業してる店は少ないし、このあたりのゾーンってけっこうアタリが多いので、とにかく入ってみることにしました。
17時過ぎにも関わらず店内はほぼ満員、カウンター席・椅子席・座敷席と各種あり。どっちかというと常連さん多めな居酒屋で、日替わりメニューを見ても観光客目当てっぽくはなくオーソドックスな感じです。
夜に備えて昼ご飯は控えめにしていたので、この時点ですでに腹ペコ。取り急ぎ瓶ビールと、新春付き出し盛合わせ(500円)・あん肝ポン酢(500円)・マカロニ明太サラダ(300円)で軽くいきながら、メニューをチェックしました。
(…おや、このあん肝おいしいやん)
お造り盛り合わせと迷ったあげく、お正月なので生ものはとらふぐてっさ(1000円)をイってみることに。メニューには「最高級国産」って書いてあったんですが、正直なところそんなに期待してませんでした。ところが薄造りはコリコリ歯応えがありきちんとフグの味がするし、皮がまたうまい。こりゃあいい意味で予想を裏切られたぞと、早々と日本酒にチェンジすることにしました。
この時期是非モノのカキフライ(650円)も、値段の割りには立派なサイズなのがカリッといい加減に揚がって登場。火の通し方もちょうど良く、ネタの良さを感じさせる芳醇な旨さ。もうこの頃には「この店ってネタがいいやん」って思いが確信に変わりつつありました。こりゃいい店に当たったかも!
京都らしく甘鯛の塩焼きにしようかと迷ったあげくの焼魚は、笹鰈塩焼(1250円)を選択。メニューに「特上」「他店より絶対安い!」とか書いてあっただけのことはあり、今まで遭遇したことがないほど立派なサイズで身付きしっかり。妻と争うように身を取り縁側をパリパリといただき、あっという間に平らげてしまいました。お醤油など不要、淡泊ながら旨味たっぷりで、これはいいものを食べさせていただきましたって感じ。
止めどなく食べてしまいそうなので、お腹にたまるものをと焼鯖押し寿司(400円)を投入。恐ろしく旨味のある焼鯖食べてしまって、きずしはどんなのかが気になってしょうがない。(写真は撮りませんでしたが、こちらのお店にはお寿司メニューもあります)
腹ペコだったし予想以上においしかったしでその他メニューをちゃんと見てませんでしたが、途中でこんなフグ専門メニューを発見。そうか、だからあんなにてっさがうまかったんや。
ってことで焼きフグに心惹かれながらも、ふぐ唐揚げ(1300円)をオーダー。けっこうボリュームあるし揚げ方上手だし身もたっぷりついてて、こりゃあお買い得。ここまでフグがうまいんだったら、次回はいっそのことフグコース1人前取ってわけわけして、その他メニューも楽しむってのがいいんではないでしょうか。
〆にちょっと洋もんぽいのが欲しくなって、カニミソ入りカニ甲羅チーズグラタン(650円)。まず第一にカニミソウマ〜 グラタンの中身もカニ身の存在感がしっかり感じられてこれもウマ〜 うーん、こりゃあ大したもんですなあ。
結局、肉系の料理は頼まず魚介系ばかり。食べ始めてまもなく感じたネタの良さ感は最後まで裏切られることがありませんでした。妻と二人の割りにはけっこう食べたほうだとは思いますが、お酒も含めて8000円程と充分過ぎるほどリーズナブル(お正月料金も取らないし)。この他にも、芝エビの唐揚げだとか焼蛤だとか鰻蒲焼き(一本)だとかも食べたかったなあ。
帰ってから検索してみてもあまりヒットしないのは、ごくフツーな外観だし、京都らしさとかハレ感とかみたいなものに欠けるからでしょうか。そんなことはどうでもいい、実質本意で僕的にはとてもとてもいい店に巡り会えました。やっぱり裏寺はヒット率高いなあ〜
{お店データ}
住所:京都市中京区新京極四条上ル中ノ町574 電話:075-255-3358
営業時間:16時23時 定休日:月曜・1月1日・12月31日
で、知った店が何軒かある裏寺町通に行ってみたら、「三木半」を発見。全く初めてだしなんの情報もないけど、お正月期間中で営業してる店は少ないし、このあたりのゾーンってけっこうアタリが多いので、とにかく入ってみることにしました。
17時過ぎにも関わらず店内はほぼ満員、カウンター席・椅子席・座敷席と各種あり。どっちかというと常連さん多めな居酒屋で、日替わりメニューを見ても観光客目当てっぽくはなくオーソドックスな感じです。
夜に備えて昼ご飯は控えめにしていたので、この時点ですでに腹ペコ。取り急ぎ瓶ビールと、新春付き出し盛合わせ(500円)・あん肝ポン酢(500円)・マカロニ明太サラダ(300円)で軽くいきながら、メニューをチェックしました。
(…おや、このあん肝おいしいやん)
お造り盛り合わせと迷ったあげく、お正月なので生ものはとらふぐてっさ(1000円)をイってみることに。メニューには「最高級国産」って書いてあったんですが、正直なところそんなに期待してませんでした。ところが薄造りはコリコリ歯応えがありきちんとフグの味がするし、皮がまたうまい。こりゃあいい意味で予想を裏切られたぞと、早々と日本酒にチェンジすることにしました。
この時期是非モノのカキフライ(650円)も、値段の割りには立派なサイズなのがカリッといい加減に揚がって登場。火の通し方もちょうど良く、ネタの良さを感じさせる芳醇な旨さ。もうこの頃には「この店ってネタがいいやん」って思いが確信に変わりつつありました。こりゃいい店に当たったかも!
京都らしく甘鯛の塩焼きにしようかと迷ったあげくの焼魚は、笹鰈塩焼(1250円)を選択。メニューに「特上」「他店より絶対安い!」とか書いてあっただけのことはあり、今まで遭遇したことがないほど立派なサイズで身付きしっかり。妻と争うように身を取り縁側をパリパリといただき、あっという間に平らげてしまいました。お醤油など不要、淡泊ながら旨味たっぷりで、これはいいものを食べさせていただきましたって感じ。
止めどなく食べてしまいそうなので、お腹にたまるものをと焼鯖押し寿司(400円)を投入。恐ろしく旨味のある焼鯖食べてしまって、きずしはどんなのかが気になってしょうがない。(写真は撮りませんでしたが、こちらのお店にはお寿司メニューもあります)
腹ペコだったし予想以上においしかったしでその他メニューをちゃんと見てませんでしたが、途中でこんなフグ専門メニューを発見。そうか、だからあんなにてっさがうまかったんや。
ってことで焼きフグに心惹かれながらも、ふぐ唐揚げ(1300円)をオーダー。けっこうボリュームあるし揚げ方上手だし身もたっぷりついてて、こりゃあお買い得。ここまでフグがうまいんだったら、次回はいっそのことフグコース1人前取ってわけわけして、その他メニューも楽しむってのがいいんではないでしょうか。
〆にちょっと洋もんぽいのが欲しくなって、カニミソ入りカニ甲羅チーズグラタン(650円)。まず第一にカニミソウマ〜 グラタンの中身もカニ身の存在感がしっかり感じられてこれもウマ〜 うーん、こりゃあ大したもんですなあ。
結局、肉系の料理は頼まず魚介系ばかり。食べ始めてまもなく感じたネタの良さ感は最後まで裏切られることがありませんでした。妻と二人の割りにはけっこう食べたほうだとは思いますが、お酒も含めて8000円程と充分過ぎるほどリーズナブル(お正月料金も取らないし)。この他にも、芝エビの唐揚げだとか焼蛤だとか鰻蒲焼き(一本)だとかも食べたかったなあ。
帰ってから検索してみてもあまりヒットしないのは、ごくフツーな外観だし、京都らしさとかハレ感とかみたいなものに欠けるからでしょうか。そんなことはどうでもいい、実質本意で僕的にはとてもとてもいい店に巡り会えました。やっぱり裏寺はヒット率高いなあ〜
{お店データ}
住所:京都市中京区新京極四条上ル中ノ町574 電話:075-255-3358
営業時間:16時23時 定休日:月曜・1月1日・12月31日
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