【旧】foodish：”雑”食記

朝食の後で街中をあっちこっちウロウロして、用事がある妻は一足先に京都を離れました。一人になっても相変わらずあっちこっちウロウロ。foodish読んでると食べること以外何もやってないみたいですが(笑)、これでもそれなりに色々やってるんですよ。しかし京都ってところは、なんにも目的なしに歩いてるだけでもなんやかんやと面白いものが見つかって、あっという間に時間が経ってしまいますなあ。

お昼時を過ぎ、そろそろピークも過ぎた頃なので昼飯をどうしようか考え始めました。前日からなんだかんだ多種多様なものを食べてるとはいえ、せっかくなんで和チックなもので締めたい。それもちょいと飲みながら。


で、思い出したのが、裏寺町にある「たつみ」。最近この界隈が気に入ってて、この店の前を通ったことはあるけど、入ったことはなくまるで予備知識ゼロ。確かあそこって昼から開いてたよなあとうろ覚えだったんですけど、ちゃんと開いてて良かった。


お店に入ると、薄暗くってザ・居酒屋チックな雰囲気。お店の手前は立ち飲みカウンター席、奥にはテーブル席もあるそうです。聞くところによると京都には立ち飲みできるところがあまりなく、そんな中、ここはかなり古くからやってるそうな。
メニューはカウンターの後ろ側にも所狭しと貼ってあって、かなり種類豊富。僕が入店した時はまだあまりお客さんはいなかったのに、30分ほどしたら満席になりました。

そうそう、今回気づいたんだけど、京都ってマグロって言葉あんまり使わなくて「よこわ」っていうみたいですね。調べてみたら関西方言だそうですが、僕の近辺ではあまり聞かないし、少し京都に住んでたのに今まで気付きませんでした。


まずはビンビールにポテサラ、それに目の前に貼ってあったメニューの中から、季節を感じたのでふきのとうの天ぷら。塩をちょこっとつけてビールをグビッ。ほろ苦さがいいですね〜


ビールを空けて、芋焼酎ロックに。続いてのアテは、これも目の前に貼ってあったかす汁。今シーズンは色んなとこでよう食べたなあ。具だくさんでこれだけでもかなり飲めるし、ご飯欲しくなった…

もうちょっとだけ何か欲しかったので、里芋饅頭(やったっけ？)を頼んだら、想像してたのと違って揚げ物で出てきました。まあこれはこれでおいしかったので良かった良かった。でも、〆にはかなりヘビーでした(;^_^A

以上で締めて2000円程、量的にも質的にもかなりな満足感。カウンター席の客層は酒癖の悪そうなのは見当たらず、競馬新聞片手にとか、昼酒大好きダメニンゲン風とか、MacBook打ちながらの常連外人さんとか、多種多様でおもろかったです。カウンターを仕切るフロアの女性も、きちんと注文とってふわっと品物を持ってくる感じ。季節もの・京都らしいアテもあって、さすがいい店ですやっぱり。


{お店データ}
住所：京都市中京区裏寺町通四条上ル中之町572　電話：075-256-4821
営業時間：12時〜22時　定休日：木曜