【旧】foodish:”雑”食記

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丸萬(神戸・新開地)

Posted ish / 2009.05.20 Wednesday / 11:37

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某平日の昼間、例によってふらふら歩いていてあんまりにも喉が渇いたのでひょいと入ってみたのが「丸萬」。位置的には湊川というか新開地というか福原というか。パルシネマの向かい側なので、とりあえず湊川としときました。

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ゾーン的には一見はちと腰が引けるんだけど、意外にも入ってみたら年齢層高めでアットホームな雰囲気でした。アテもおいしかったので、今回妻と再訪した次第です。
まずはポテサラ(300円)でスタート、新玉ねぎのせいなのか甘味が効いていて、芋の形がほぼ崩れたクリーミーなタイプ。まったりとしておいしいです、これ。

丸萬3.jpg

店内はカウンター席とテーブル席、2階席もあってけっこう広め。この日は板さん以外の店員さんは全員おばちゃん(4〜5名)で、愛想もサービスもいいです。例えば20代の女性客2人で行っても全然OKじゃないでしょうか。
きずし(300円)もやや甘味が効いていますが、うまい。お客さんの年齢層が高いから全体的に甘めの味付けなんでしょうか(悪い意味じゃないです)。

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看板の焼き鳥、ポテサラや土手焼みたいな如何にもなアテ系の他、寿司・トンカツまでそろっていて、かなりメニュー数豊富です。黒板には海鮮系の品書きも充実しており、その中から上の写真はアブラメ新子のカラアゲ(500円)。からっと揚がった身をパクッといくと、細いからだに似合わない濃い目の旨味にほのかなはらわたの苦みがホワンと漂ってきて、ビールによく合います。

丸萬5.jpg

今回座ったカウンター席の目の前が板場だったので、作ってるのが見えて楽しいやら感心するやらの特等席でした。この手羽(元)の塩焼き(500円)は、作り始めてから出来上がるまで15分ほどかかったでしょうか。写真ではわかりにくいのですが、焼鳥専門店でもこれだけ立派なのにはなかなかお目にかかれないほど、かなりデカくて食べごたえあり。分厚い身をじっくり焼いてくれるから時間がかかる訳で、こういう待ちは大歓迎です。

丸萬6.jpg丸萬7.jpg

お店に入った当初は軽めにしてもう一軒行こうと思っていたのに、妻も妙に気に入ってしまったので結局長居してしまい、とうとう〆に箱寿司2種まで注文してしまいました(焼穴子の箱・バッテラとも500円)。コンパクトなサイズで軽くつまめるのがよろし。焼穴子は、箱ならこれくらい薄くならねばならぬの極めてスタンダードな感じ。一方のバッテラは、最初にオーダーした同じきずしが箱寿司へと仕上がっていくサマを眺めるのも楽しく、おやつっぽくていい感じでした。

お気づきかも知れませんが、今回のメニューはいずれも@300円or500円。別に安いのを選んで頼んだのではなく、食べたいものを頼んだらこうなりました。一番高いのでも1000円くらいだったかなあ。
とにかく安くておいしくて、仕事が丁寧なのが印象的。フツーっぽいけど、色んな意味でかなり気に入ってしまいました。オススメ。


{お店データ}
住所:神戸市兵庫区福原町27-5
電話:078-575-4184
営業時間:11時半〜21時半
定休日:火曜

※今になって、メトロ神戸にある丸萬の本店と判明。そうやったんか〜

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