年始のふぐ三昧・ふぐ久(大阪・鶴橋)
Posted ish / 2009.01.05 Monday / 21:11
特段好物ってことではないものの、寒い季節の内にできれば食べておきたいものの一つに「ふぐ」があります。近頃は冷凍技術が進んでるんで、かなりリーズナブルな値段で年中食べられるんですが、やっぱり旬の頃に予算が許す限りでいいのを食べたいもの。そういやしばらくごぶさたやなあと思っていたら、昨年末「こんなの食べたよ」のえて吉さんのところで「ふぐのコース食べたい」ってエントリを見かけたもんで、これ幸いと誘ってみたら一発OK。日程をすりあわせた結果、年明け早々の新年会を兼ねて行こうということになりました。
僕の中では「ふぐは大阪の食べ物」というイメージがあります。なので、えて吉さんが詳しかろうがなかろうが(笑)、とにかく今回の店選びはおまかせ。とはいっても丸腰では面白くないので、「大阪市内・リーズナブルであること・夜に食べたら帰るのがめんどくさくなるので(乗り過ごす可能性もあるし)昼間っからやってるところ」というわがままな条件をつけることにしました。僕もそれなりに調べたけれど、さすがえて吉さん、よさげな店を見つけてくれたので即決定。
ということで今回行ったのが、焼肉イメージが強い鶴橋駅のすぐそばにある「ふぐ久」。えて吉さんは昔から店構えだけは記憶にあったけれども、これまでに行ったことはないそうです。駅からすぐ近くの超便利なところとはいえ表通りからちょっと奥まったところにあり、ロケーション的にはいい感じ。余計なところにお金がかかってなさそうで、いかにもな予感がします。
事前に調べたところによると、この店では活けのみを扱うとのことなのに、てっちりだけなら2100円とかなりリーズナブル。上のメニュー以外に追加の野菜も200〜300円単位であり、好みに合わせて食べたいものを選ぶことが出来ます。今回は全く初めてなので、「つき出し・てっちり・てっさ・唐揚げ・ぞうすい」のBコース(4987円)で様子見してみることにしました。
(左)突き出しの皮湯引き。コリコリした食感が快く、最初はビールで始めたけれどあっさりと熱燗に変更しました。この段階で早くもいい予感。
(右)これで一人前のてっさ。分厚いのが好きという方もいますが、僕はやはり適度に薄いのが好き。このてっさ、歯触りがいいのはもちろんのこと、ちゃんとふぐらしい味がしててとてもおいしく思いました。これにて今回の選択が当たりであることを確信!
(左)コース以外に白子焼き(醤油)を追加しました。これ1個で1260円と単品てっさ並の高級品ゆえ、えて吉さんと2人で分け分け。クリーミーで淡泊なようで濃厚でなんともいえん独特の風味があって、う〜んたまらんですばい!お金があったらもっともっと食べたい…
(右)唐揚げこれで2人前。付け合わせのポテトと比較していただければわかるように、1ピースがかなりでっかくてボリューム満点です。
出てきた時、えて吉さんと合わせるように思わず「おぉ〜っ!」と声が出てしまった、てっちりの中身。とにかく切り身がかんなりでっかく立派。後でわかったのですが、見えているのが「あら」と呼ばれる骨付き部分で、マロニーの下に隠れている「身」よりも値段が高いんです(メニュー参照)。骨付きの「あら」のほうが骨回りの身もがおいしいしだしも出るからだそうで、隣の席の常連さんは「てっちりとあら」って注文してはりました。なるほど、そういう食べ方するんやなと。
左が「あら」で右が「身」。鶏で例えるなら、身はささみ・アラは骨付きモモって感じ。身は淡泊でそれなりにおいしいけれど、やはりアラの濃厚な旨味のほうに格段の魅力を感じます。しっかりとした身を噛みしめ、骨回りをしゃぶりつくしてハグハグ。ポン酢もいい塩梅だし、こりゃほんとにうまい!
こんなにおいしいふぐなんだから、〆の雑炊もこれまた格別。そんなに高級なふぐは食べたことがないけど、この値段とは思えないかなりなうまさで、今回は大当たりでした。
是非ともこちらには再訪したいものです。次回はてっさ・あら・白子焼き・(今回食べなかった)ふぐグラタンをイってみたいな。
(追記)えて吉さんとこでもエントリがあがっています。是非ご参考下さい。
{お店データ}
住所:大阪市東成区東小橋3−14−24 電話:06-6972-5029
営業時間:12時〜22時半 定休日:月曜(祝は営業/12〜3月は無休)
(オマケ)
ふぐを食べた後、えて吉さんと散歩がてらにふらふら。以前このあたりに来た時に気になってた、桃谷駅近くの「ももの木」でおみやげにロールケーキを買って帰りました。
懐かし系の味で、ほんとにふわっふわ!
{お店データ}
住所:大阪市生野区勝山町1-7-3 電話:06-6718-1208
営業時間:10時〜20時半 定休日:不定休
僕の中では「ふぐは大阪の食べ物」というイメージがあります。なので、えて吉さんが詳しかろうがなかろうが(笑)、とにかく今回の店選びはおまかせ。とはいっても丸腰では面白くないので、「大阪市内・リーズナブルであること・夜に食べたら帰るのがめんどくさくなるので(乗り過ごす可能性もあるし)昼間っからやってるところ」というわがままな条件をつけることにしました。僕もそれなりに調べたけれど、さすがえて吉さん、よさげな店を見つけてくれたので即決定。
ということで今回行ったのが、焼肉イメージが強い鶴橋駅のすぐそばにある「ふぐ久」。えて吉さんは昔から店構えだけは記憶にあったけれども、これまでに行ったことはないそうです。駅からすぐ近くの超便利なところとはいえ表通りからちょっと奥まったところにあり、ロケーション的にはいい感じ。余計なところにお金がかかってなさそうで、いかにもな予感がします。
(以下の小さな写真はクリックで大きくなります)
事前に調べたところによると、この店では活けのみを扱うとのことなのに、てっちりだけなら2100円とかなりリーズナブル。上のメニュー以外に追加の野菜も200〜300円単位であり、好みに合わせて食べたいものを選ぶことが出来ます。今回は全く初めてなので、「つき出し・てっちり・てっさ・唐揚げ・ぞうすい」のBコース(4987円)で様子見してみることにしました。
(左)突き出しの皮湯引き。コリコリした食感が快く、最初はビールで始めたけれどあっさりと熱燗に変更しました。この段階で早くもいい予感。
(右)これで一人前のてっさ。分厚いのが好きという方もいますが、僕はやはり適度に薄いのが好き。このてっさ、歯触りがいいのはもちろんのこと、ちゃんとふぐらしい味がしててとてもおいしく思いました。これにて今回の選択が当たりであることを確信!
(左)コース以外に白子焼き(醤油)を追加しました。これ1個で1260円と単品てっさ並の高級品ゆえ、えて吉さんと2人で分け分け。クリーミーで淡泊なようで濃厚でなんともいえん独特の風味があって、う〜んたまらんですばい!お金があったらもっともっと食べたい…
(右)唐揚げこれで2人前。付け合わせのポテトと比較していただければわかるように、1ピースがかなりでっかくてボリューム満点です。
出てきた時、えて吉さんと合わせるように思わず「おぉ〜っ!」と声が出てしまった、てっちりの中身。とにかく切り身がかんなりでっかく立派。後でわかったのですが、見えているのが「あら」と呼ばれる骨付き部分で、マロニーの下に隠れている「身」よりも値段が高いんです(メニュー参照)。骨付きの「あら」のほうが骨回りの身もがおいしいしだしも出るからだそうで、隣の席の常連さんは「てっちりとあら」って注文してはりました。なるほど、そういう食べ方するんやなと。
左が「あら」で右が「身」。鶏で例えるなら、身はささみ・アラは骨付きモモって感じ。身は淡泊でそれなりにおいしいけれど、やはりアラの濃厚な旨味のほうに格段の魅力を感じます。しっかりとした身を噛みしめ、骨回りをしゃぶりつくしてハグハグ。ポン酢もいい塩梅だし、こりゃほんとにうまい!
こんなにおいしいふぐなんだから、〆の雑炊もこれまた格別。そんなに高級なふぐは食べたことがないけど、この値段とは思えないかなりなうまさで、今回は大当たりでした。
是非ともこちらには再訪したいものです。次回はてっさ・あら・白子焼き・(今回食べなかった)ふぐグラタンをイってみたいな。
(追記)えて吉さんとこでもエントリがあがっています。是非ご参考下さい。
{お店データ}
住所:大阪市東成区東小橋3−14−24 電話:06-6972-5029
営業時間:12時〜22時半 定休日:月曜(祝は営業/12〜3月は無休)
(オマケ)
ふぐを食べた後、えて吉さんと散歩がてらにふらふら。以前このあたりに来た時に気になってた、桃谷駅近くの「ももの木」でおみやげにロールケーキを買って帰りました。
懐かし系の味で、ほんとにふわっふわ!
{お店データ}
住所:大阪市生野区勝山町1-7-3 電話:06-6718-1208
営業時間:10時〜20時半 定休日:不定休
Comments
Comment Form