【旧】foodish：”雑”食記

(左)店内は、朱赤・濃い茶色・白・黒で統一されており、シックかつモダン。中山手のお店とはかなり雰囲気が違います。
(右)前菜盛り合わせ、クラゲ・ピータン・胡瓜・焼豚・蒸し鶏・焼鴨・砂ズリなど。個人的には、存在感バリバリのクラゲと、コリコリ歯ざわり軽妙な砂ズリが印象的でした。


(左)カニ身入りフカヒレスープ。すっごく薄味で繊細なシャンタン。この料理を初め、海鮮類は総じて(いい意味で)かなりな薄味でした。
(右)神戸の中華メニューとしては定番のミル貝味付け。チョイスメニューでしたが、迷わずこちらを選びました。


(左)揚げ物2種、スライスアーモンドが衣のイカ団子と春巻。前者は噛むとホワ〜ンとイカの香り、後者はパリパリの衣と複雑味な中身が印象的。
(右)炒三鮮(海鮮炒め)・ポテトのバスケット入り。よくある料理ですが、ポーションかなり大目でした♪

実は今回、食べる前には全部で何品出てくるのかわかってませんでした。6人なのでサービス品として青菜を使った料理が出てくること、デザート前に炒飯が出てくること(麺と飯とどちらか選択)は知っていたものの、炒三鮮あたりで「おいおい、あとどの位出て来んねんやろ」と、ちょっとお腹具合が心配になって来ました(^^;　素直にお店の人に訊けばいいようなもんなんですが、わかってしまうのも面白くない。万一食べきれなかったら、折に入れてもらえばいいかということで、何も聞かずに続行したのですが…


(左)サービスの一品・空心菜炒めカニ身あんかけ。青菜炒めにしてはかなり豪勢でびっくり。淡白なあんが青菜の苦味にからんでおいしい。
(右)チョイスメニューの、カエルの豆鼓(トーチー)炒め。お店の方のオススメだったので素直に従いましたが、カエル料理じゃなかったら何だったのかは不明。カエルの身を骨からしゃぶり取っていただきます。当然臭みなど皆無。


肉類が出てきたので、もうこれでご飯類だろうと思いきや、甘かった…(゜O゜;)
(左)中が正体不明(エビ？)の揚げ餅と(右)海鮮シュウマイ。
点心系も充実しているのが、本店との違いの一つのようです…って、だけど、このあたりでほぼ満腹。うちの家族含め、けっこう食べるメンバーなのになあ。こりゃ炒飯食べきれなかったら持ち帰りにしてもらおうと思ってたら…


(左)お店の方いわく、「特別に福建式炒飯にしましたっ！」…って、これやったら持ち帰りにしにくいやん！しょうがないので(笑)、貝柱もイカもごっちゃり入ってるのを黙々と食べました。
(右)デザートは｢マーラーカオ(中国風蒸しカステラ)」+タピオカ入りココナツミルクor杏仁豆腐。もうお腹パンパン。


以下感想です。

• 量が多いことばっかり印象に残ったかもしれませんが、もちろんちゃんとおいしいんですよ。前菜とカエルはしっかりした味付け、点心は適度な下味、それ以外はかなり淡白。一番印象に残ったのは、カニ身入りフカヒレスープでした。
• 店員さんはみなさんけっこう若くて、愛想もいいし気配りもよくしてくれます。僕らがよく食べてたからなのかもしれませんが、何度もテーブルの様子を覗いに来てくれていました。
• コースでなくもちろん単品もあります。僕らが行った日は、思ってた以上に客層若目でした。こういうおしゃれなお店に気軽にふらっと食べに行くのもいいなあ。
• こちらのお店では年中火鍋が食べられます。これがうまそう♪まずは一番安いの(@3675円)で試してみたいもんです。

{お店データ}
住所：神戸市中央区三宮町3-9-20　神戸南泰ビルディングB1
営業時間：11時半〜15時、17時〜22時　定休日：毎月第２、４火曜日
電話：078-333-6684