【旧】foodish:”雑”食記

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冬でも屋根なし号ツアー(1)〜讃岐うどん巡礼2012-5

Posted ish / 2012.12.07 Friday / 11:01

9月に行った時のエントリを終えたばかりだというのに、またもやの讃岐うどんネタでございます。アホほど行ってるなあと思われるでしょうが、今年はこれでまだ5回目。去年は6回だったんだから…あんまり変わらんか。今回は久しぶりにえて吉さんとの二人ツアー。僕も嫌いじゃないし、寒い中えて吉さんの屋根なし号(ロードスター)で行くことにしました。

◎一軒目:マルタニ製麺

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一軒目は僕のリクエスト。以前から名前は知ってて、ここの「あのメニュー」を食べてみたいと思ってたんです。

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あのメニューとはこれ、香川の冬の風物詩・しっぽく。寒い中屋根なし号でわざわざ来たのも、冬場しか食べられないこのうどんを食べたかったからなんです。

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ご店主はお父さんに続いての2代目だそうで、店の外観と同じく店内も浮ついた?感じはなく、如何にも地元に根づいた店って雰囲気です。

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天ぷら類は薄めの衣でおいしそう。ちくわ天の右側にある金時豆の天ぷらが魅力的だったのですごく食べたかったんだけど、しっぽく食べるんだからガマンガマン。

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寒い中屋根なし車で走ってきたので、ようやく出会えた感が強かった今シーズン初めてのしっぽくは、太めの麺に大きめ具材がゴロゴロ入っててワイルド。だしは甘めでいい意味で田舎っぽい味とでもいいましょうか、お父さんの代から変わらず引き継がれてきた味なんでしょうかねえ。じーんと体に染みるおいしさでした。


◎二軒目;須崎

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今回はえて吉さんと2人だけだったので、事前に訪問店をガチガチに決めず、テケトーに行くことにしていました。それをいいことに僕が道順も考えずに「須崎に行くってどう?」ってムチャ振りしたら、そんなにムチャでもなかったらしく急遽二軒目に決定。僕はこれが6回目、いつもながらのたたづまいは午前中の逆光でもこれまた美しいです。

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この店の特異さについては初めて来たときのエントリをご参照いただくとして、「よろず屋の横っちょにある製麺所でうどん玉を分けてもらって食べる」という基本は変わらないものの、しばらく来ない間に製麺所横の物置みたいな土間スペースで座って食べられるようになってました。

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以前はこの製麺所の隅っこで食べさせてもらってたんですが、今は注文する時以外扉は閉められてて、なんだかちょっと寂しいな。

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須崎での食べ方といえば、冷たいのorあったかいのに醤油か、温かいのに玉子を入れて釜玉風しかないんだけど、この日はなんとあったかいうどんにあったかいだしのあつあつ。なんでこんなことができたかというと、「どんぶり持参で玉だけ分けてもらう系」の製麺所に行くつもりだったえて吉さんが、あらかじめかけだしを用意してくれてたから。須崎であつあつなんて食べたことがないからとても新鮮でした。
さすがの剛麺、あったかいだしに負けることなくいきいきしてる。こちらで玉を買って帰って食べてる地元の皆さんは、自宅でこういう風に食べてるんでしょうねえ。だしや天かすを持ち込む客はさすがに珍しいらしく、お店の方も「そりゃええのぉ〜」って感心してました。

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