【旧】foodish:”雑”食記

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満足度高し・江南春(神戸・トアイースト)

Posted ish / 2012.02.22 Wednesday / 11:28

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姉兄とちょっと贅沢しようということになり、おいしくてゆったりできる「江南春」をチョイスしました。いつかアラカルトで食べたいと思いつつ、今回も一人4500円の四季旬菜コース。何が出てくるかわからないので楽しみです。(お店の写真は以前行った時のを再利用です)


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前菜は、ぶっといクラゲの酢の物を中心に、海老・鴨・タコ・豚・鶏にキュウリ。ほぼどれもオーソドックスなメニューで、きっちり作られていて、どうもこの内容は定番のようですね。


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続いてのスープはこちらのお店の得意技なので、とっても楽しみ。今回は蟹身と蟹味噌のスープ(だったと思う)でした。あっさりして上質なスープの土台の上に、蟹の旨味がどっかり乗っかっているって感じで、やっぱりうまし。


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ホタテを中心にとした海の幸と野菜のXO醤炒め。素材の種類が多く、見た目も華やかです。


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続いての牛バラ煮込みは、当然お箸でほろりと崩れる柔らかさ。ここの料理って、どれもしつこさがなくスルッとお腹に納まるので、食べた後も翌日も全然もたれを感じません。姉も兄も「年輩に優しい(爆)」って喜んでました。


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この日の料理もどれもおいしかったんだけれど、どれか一つといわれれば個人的にはこのカキの豆豉(トウチ)炒め。カキは薄く衣をまとって軽く揚げてあり、それを唐辛子をビリッと利かせた豆豉味で他の具材と一緒にざっと炒めています。表面はややカリッとした食感で、旨味が凝縮された火の通り加減のカキと、辛味が効いた味付けが抜群のコンビネーション。めっちゃ好みでした。紹興酒にも合うし、こういうのって白いご飯と一緒に食べてもおいしいだろうなあ…


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カキに続いて、珍しいマテ貝のガーリック蒸し。蒸したマテ貝の上にみじん切りのニンニクを載せてネギ油をかけ、それを白髪ネギと香菜と一緒に食べるスタイル。貝の旨味をガーリックが増幅させて、これもまた新鮮味があって高レベルな一皿でした。


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コースのラス前は、麺・飯・水餃子からのチョイス。何もつけずにこのままで、との水餃子は中身たっぷりで充実。


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コースとしてはこの後デザートなんですが、姉兄がまだ食べたいというので、アラカルトメニューの中から葱汁そばを選んでみたところ、これが大ヒット。奥行きの深さを感じるスープ・細めで上質の麺・白髪ネギ・チンゲンサイだけのシンプルな組み合わせは、ある意味では自信の表現か。兄いわく「これだけを食べに来てもいい」と思うくらい、ごまかしのないド直球な麺でした。やっぱりここのスープはうまいわ。


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これもコース外の五目炒飯。チャーシューと海老がたっぷり入ってちょっと甘め。


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コースのラストのデザートはココナツプリン。う〜満足じゃ。


とにかくどれもおいしかったしゆったりできたし、ここがこうだったらなあという要望がない食事でした。もう1000円安いミニコースもありますが、そっちはコース内容が決まってるようで、それならその日のオススメが出てくるこのコースのほうがお得ではないかと(好き嫌いがなければ)。今回みたいに麺や炒飯を追加しなくても、フツーは量的にも充分足りるはずです。
アラカルトでも食べてみたいけど、いつになることやら。ちなみにどうしたわけか、これだけ食べたのに翌日の体重は前日より減ってましたw

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